天北線メモリアルパークin中頓別

音威子府と稚内を、オホーツク海側の浜頓別経由で結んでいた天北線。
1989年に廃止になった後、沿線のいくつかの駅跡には、鉄道資料館の様なものが作られました。
音威子府と浜頓別の中間地点にある中頓別もそんな駅跡の一つです。

駅跡はメモリアルパークとして復活

中頓別駅の跡地を利用して作られた公園には、現役引退した気動車キハ22型208が設置されていましたよ。
ちょって錆びついてはいますが、まずまずの保存状態かなぁ。

現役引退した気動車キハ22型208が設置されていました

そしてなんと、公園に隣接して建てられた天北線代替えバスのバスターミナルの二階には、天北線関連の貴重な資料が保存されている鉄道記念館もあるんです。

天北線代替えバスのバスターミナル

大切に保管されている思い出の品々

一階事務室のスタッフさんから許可を頂いて二階の記念館へ。
靴を脱いでスリッパに履き替えて上がります。

うわっ、決して広いとは言えない記念館ですが、鉄道ファンにはたまらない品物が色々並んでいますよ~。

鉄道ファンにはたまらない品物が色々並んでいます

判子の展示が随分と多いですね。
この判子は、貴重な展示品なのだそうです。
改札口の札や駅ホームの乗車口案内札らしき物もあります。
ヘルメットは、保線の職員さんが被っていた物でしょうか。

改札口の札や駅ホームの乗車口案内札らしき物も

タブレット閉塞器の存在感!!

部屋の中央に鎮座ましますは、真っ赤なタブレット閉塞器。
主に地方の単線区間を中心に使われていた装置で、駅と駅の間での列車の衝突事故を避けるために使われていました。

衝突事故防止のために駅間に閉塞区間を設け、タブレットを持っている列車だけが、その区間を通行できる様にするといシステム。
コンピューター管理など皆無だった時代には、こうして安全運行を護って来たんですねぇ。
これは敏音知駅で使われていたものです。凛々しい~♪

真っ赤なタブレット閉塞器

さて、最後に紹介するのは、D-51蒸気機関車の模型です。
これ、私知らなかったんですけど、鉄道開通100年記念で販売されたものだったんですね。
でもねぇ、プラモと違って金属製なので、蒸気機関車の重量感がにじみ出ていますよ。

D-51蒸気機関車の模型

都市部にあるデカい記念館とか資料館のような作りではなく、その町の人達が、自分達の生きた時代の資料を大切に保管している、そんな暖かさが伝わって来る、思い出の部屋の様な鉄道記念館でした。

施設情報 中頓別町 天北線メモリアルパーク

住所:北海道枝幸郡中頓別町中頓別951番地
JR音威子府駅から国道275号線を40分程北上。
中頓別市街地でコレカワ電気店の角を右折して道なりに進む。
屋根にとんがり塔がある建物が、中頓別バスターミナル。

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