北海道で北きつねと出会える「北きつね牧場」

北海道を代表する動物といえば、上位にランクするのが北きつねではないでしょうか?
道民にとっては、街中でも時々見かけるほどの身近に生息している動物で、モフモフした見た目、耳の先の黒い毛がなまらめんこい動物です。
その見た目の可愛さに反して、エキノコックス症の心配から野生で遭遇するのはちょっと抵抗のある存在です。

ですが、北きつね牧場は牧場内で育成している為、エキノコックス感染症対策も万全で「北きつねに近づきたい」という思いを叶えてくれる場所です。

目次

北きつね牧場まで

アクセスは札幌駅から近辺から車で4時間前後、道外の方がレンタカーを借りて行くのは、よほど長距離運転になれている方でない限りおすすめできません。電車で行く場合は、札幌駅から特急で留辺蘂駅までいってバスに乗り換え、おんねゆ診療所から徒歩15分、こちらも5時間かかり日帰りは難しく、北海道の大きさを実感できますね。

私としてのお勧めは女満別空港まで飛行機でいって、空港から1時間半ほどなのでレンタカーを借りるのが良いかと。
いずれにしましても、近隣には温泉ホテルもあるので、他の観光も含めた1泊2日ぐらいの行程で行くのをお勧めします。

「北きつね牧場」は国道39号線沿いにあり、主要道路から川を渡った少し奥まった場所に位置し、「北きつね牧場」と書かれた赤い屋根が印象的で割合すぐに解ります。
徒歩圏内には「道の駅 おんねゆ温泉」「北の大地の水族館 果夢林の館」、その他にいくつか売店があります。ちなみに私が訪れたのは9月の玉ねぎ収穫時期だったので、売店で3kg150円の玉ねぎを買って帰りました。甘くて美味しい玉ねぎでした。

中の様子

入場するとキツネの着ぐるみがお出迎え、入場券売り場でチケットを購入して、屋外の牧場エリアへ。
この牧場で飼われているキツネたちは野生に比べて人馴れしていますが、自宅の犬や猫とは違います。牧場内でのルールが書かれたパネルが各所に設置されていますので、楽しく見学する為にもよく読んで内容を理解してください。

細長い通路のようなエリアを進んでいくと扉があって、その先はついに北きつねが放し飼いにされている牧場です。
入ってすぐ右側に子ぎつねが観れるガラス張りの小屋があり、時期によってはめんこい小ぎつねが見られます。
既に何匹かのキツネたちがウロウロしています。

さらに進んでいくと、芝生の広場の周りにアスファルトの小道があるメインのエリアです。
敷地の中をキツネたちがウロウロしていて、寝ていたり、喧嘩していたり、自由気ままで、「ごはんはないの~?」と飼育員さんに近寄るきつねもいました。数は少ないですがたぬきもいましたよ。

私たち人間が北キツネたちのエリアにお邪魔した感じです。

行ってみた感想

「念願の北きつねに確実に近づける」という点で私は満足でした。来訪した10時台はほとんどの北きつねが寝てましたが、寝顔もまどろんでいる様子も可愛かった。
最初の感想としては「ちょっとワンちゃんみたいなにおいがする」と思い、それも含めて北きつねを身近に感じる経験です。

シャッターチャンスとしては、飼育員さんの近くにいるとアクティブな北きつねを撮影できるかもしれません。

来訪した9月頃の子ぎつねは、ほとんど中型犬くらいのサイズ感でした。顔つきには幼さがあるのですが、大人びた雰囲気でした。調べると、一般的にキタキツネが子ぎつねを産むのは4月前後のようです。春先に訪れると、まだまだあどけない子ぎつねを観れるのかもしれません。

9月のキタキツネはまだ夏毛のようなシュッとした印象があって、フカフカのモフモフな冬毛の北きつねに会うべく、私は雪降るシーズンに再トライしたいと思います。

※画像はイメージです。

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