雨女の休日〜北海道で宇宙に一番近い場所?!「植松電機」

休日といえば雨に当たることがほとんどな雨女の私ですが、この日は珍しく晴天に恵まれ何か良いことがありそうな期待を胸に、中学生の息子を連れて赤平市にある「株式会社 植松電機」へ出かけました。

植松電機では毎月第3土曜日に小・中学生を対象とした「コズミックカレッジ赤平」を開催しています。
植松電機の社長 植松努さんの「TED」でのスピーチを聞いてから、植松社長の考え方に感動していた私と息子は、大嫌いな早起きをして車を走らせるのでした。

TEDとは?
TEDとは、「Ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)」という考え方のもとにプレゼンテーションイベントを組織する非営利団体です。
1984年アメリカからはじまったイベントでは、テクノロジー・エンターテインメント・デザイン等の分野から先駆的な実践者や研究者などが登壇し、18分以内でインパクトのある方法でアイデアを発表します。現在では有名・無名を問わずさまざまなスピーカーが集い、世界に影響力を持つイベントとして注目されています。
引用:TEDxSapporo

植松電機と植松社長

植松電機は1962年創立の、北海道赤平市にある電気機器を製作する会社で、主に車両搭載型電圧電磁石システムの設計、制作、販売をしています。
2005年にはCAMUIロケットの開発に携わり、2016年、そのCAMUIロケット開発のトップだった取締役専務の植松努さんが代表取締役社長に就任しました。

植松電機の説明を、ざっくりと。
根が文系な私なので、業務内容などは十分の一も分かっていませんが、植松電機の会社の敷地に入る前から印象的に目に飛び込んでくる、微小重力実験塔。

ここで、宇宙開発に必要な実験をしているんだ、ということは私でも分かります!

無重力に近い状態を作ることがどれほど大変なことかは私には全く分かりませんが、植松電機にある微小重力実験塔が世界に3つしかないうちの一つだ、ということで植松社長の宇宙への本気と情熱が感じられますね。

その植松努社長、2014年7月13日に開催された「TED×Sapporo」でスピーチをされていて、そのスピーチで私たち親子は感動!
今回の「コズミックカレッジ」参加を決めました。

そのスピーチで印象的だったのは、

「『どーせむり』は人間の自信と可能性を奪う言葉…どーせむり、を無くしたい…だったら、みんなが一度は憧れたはずなのに、自分には『どーせむり』だと思っている宇宙開発をやろう!」

「『どーせむり』を『だったらこうしてみたら?』に変えれば、世界は救われる」

という植松社長の言葉でした。

TEDという大舞台なのに会社の作業着という飾らない姿と、飾らない自分の言葉で、時に涙ぐみながら語ってくれる植松社長のスピーチ。
気になる方は、一度、見てみてください。感動します。

いざ、コズミックカレッジ赤平へ

会場に着くと、JAXAのロゴが入った案内が。

コズミックカレッジはJAXAが支援している宇宙教育プログラム。
「どーせむり」を子ども達から無くすべく、小中高校生に向けた講演やロケット教室なども精力的に行っている植松電機もコズミックカレッジを主催しています。

会場は会議室ほどの大きさで、過去のコズミックカレッジで作った作品などが飾られていました。

デジタルマルチメーターを使ってみよう!

午前中の講義は、「デジタルマルチメーターを使ってみよう!」
でじたるまるちめーたー???という状態の母親をよそに、子ども達はサクサク使いこなし、電圧や電流などを調べていきます。

講義の最後には、ケーブルの導通測定やブレッドボードを使って、回路の測定なんかもできるようになった子ども達。
頭がひらがなだらけ(けーぶるのどうつうそくてい?ぶれっどぼーど?)の文系の母親(笑)のところに戻ってきてお昼です。

お昼休みの間に、廊下にたくさん貼ってある、植松電機への子ども達からの感謝のメッセージを読ませていただきました。

植松社長の思いは、子ども達に確実に伝わっていますね!

デジタルノギスを使ってみよう!

さて、午後からの講義は「デジタルノギスを使ってみよう!」です。
でじたるのぎす???となった母親は放っておいて(笑)

子ども達は、自分の人生で見た中で一番大きいであろう、手のひらサイズのボルトとナットとワッシャーのサイズを測っていきます。

ボルトのサイズを測り終えた子ども達は、自分の持ち物や講義室内にあるものの大きさを測りはじめます。
ただ、ものの長さを測ってるだけなのに、みんな楽しそうです。

この日は午後から天気が荒れる予報(やっぱり雨女?)だったため、少し早めのお開きになり、お土産にこの日使ったデジタルマルチメーターとデジタルノギス、JAXAのクリアファイルと欲しい人はボルト(!)をもらって解散です。

新しいものを知った喜びと楽しさで、子ども達みんな、笑顔いっぱいでした!

まとめ

植松社長のスピーチに感動したことだけをキッカケに出かけた今回の「コズミックカレッジ赤平」でしたが、普段では使うことのない道具を知り、使うことができるようになった息子。

少しだけ、息子の新しい扉を開けることができたような気がして、嬉しくなった一日でした。

「コズミックカレッジ赤平」は、植松電機のHPから申し込みできます。(申込期間あり)

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