北海道で最古のお祭り?!「姥神大神宮渡御祭」

江差町で8月9〜11日に行われる姥神大神宮のお祭り。
北海道最古のお祭りと伝えられ、山車(やま)の連なる光景が圧巻です。

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江差町ってどんな町?

まずは江差町の説明から入ります。不要と思う方は飛ばしてくださいね。
江差町はかつてはニシン漁や交易で栄えたのですが、今では7000人ぐらいの小さな港町。幼い事から住んでいて離れてみて実感するのは、歴史的にも文化的にも恵まれた町だったのではないかと思っています。

姥神大神宮祭とは

370年余り続いている北海道最古と伝えられ、町内で所有する山車を引っ張って3日間練り歩くお祭りで、江差町近辺にに住んでいる人だけではなく、多くの観光客参加して賑わいをみせます。

この祭りの魅力は、約13台に連なる山車の台数、風情がある横笛や太鼓の音色、とても素敵なのです。
お祭りの本番まで町の子供から大人までが横笛や太鼓の練習に勤しみ、お祭り前に町を歩くとどこからか聞こえてくる笛や太鼓が季節を感じ、江差らしい風情だと実感しますね。

各地で色んなお祭りは見て来ましたが、これ以上の一体感のあるお祭りはとても珍しいと思います。
一度参加するとまた行ってみたくなるお祭りなので、ぜひ参加してみてほしいです。

江差に来たならば

江差に来たならば、港町なので海産物が美味しいのですが、私のイチオシは五勝手屋総本舗の筒の羊羹。
筒の底を押しながら糸で切って食べる羊羹で、練り切りや牛皮の上生菓子も種類があり、季節を楽しむものとして子供の頃からとても馴染み深いものでした。江差へ行ったらお土産はこれです!

観光スポットといえば、旧中村家住宅や横山家、旧檜山郡爾志郡庁舎(きゅうひやまにしぐんちょうしゃ)などの歴史的建築物も多く、当時のおしゃれな壁のデザインや港町ならではの住宅のつくりが見れ、歴史があまり得意ではない人にも魅力を感じてもらえると思います。

それに江差沖は徳川幕府の時代頃に作られた開陽丸という帆船が戊辰戦争で座礁し沈没したとして有名なんです。
開陽丸記念館には実物大の開陽丸が再現され、船内には歴史的な資料がたくさん展示されています。

他にも江差追分という民謡が有名なのも忘れてはならないですね。
ゆっくり見てみたいという町の魅力が沢山ある場所だと思うので、お祭りと合わせてぜひ見ていただきたいです。

※画像はイメージです。

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