納涼〜怖い話〜心霊スポット巡りが定番のあの頃のトラウマ

20年くらい前の学生の頃、心霊スポット巡りが定番で、夜になると友達と車で行くのが当たり前でした。
その時に実際に私が体験した話になります。

今は解体されたりで残っていない物も多いのですが、その昔、旭川には山本家、悪魔の家、見返りの木、神居古潭のトンネル等の有名な心霊スポットがいくつかありました。
ちなみに神居古潭は今でも観光地として残っていて、漫画「ゴールデンカムイ」や「うしおととら」の舞台としても有名ですが・・・実は心霊スポットでもあるのです。

山本家の噂

その中でも今回の話は、山本家で起きた事をお話します。

山本家は、旭川の子供や学生だったら誰でも知っているほどの有名な心霊スポットです。
山の中に大きな門があり、奥へ進むと無数の塔婆や墓石、そして大きな池の側に似つかわしくない豪華な家が2軒建っていて、噂では一家惨殺があり、その物件をヤクザが買い取ったといわれています。

その時起きたこと

夏の夜、運転手のAさん、運転席の後ろの座席にBさん、そして助手席の私、3人が乗り込んだ車で出かけました。

真っ暗闇の深夜、車のハイビームを使って移動してましたが、途中でBさんが寒気がすると言い出し、震え始めたのです。
最初は冗談かと思い無視していましたが、到着付近で一言「帰ろう」と言った後、急に歯ぎしりを始め、言葉にならない何かを叫び始め、怖くなり慌てて引き返しました。

私とAさんは、怖くて無言でした。
すると突然、私のシートベルトが引っ張られ、強い力でシートに締め付けらたのです。
私はBさんに「やめてください」と言いながら振り返りると、Bさんは運転手の後部座席でうずくまっていました。
仮にBさんの仕業だとしても、手が届かない場所ですし、それほどの力があるとは思えないのであり得ません。

ほんの一瞬の事でしたので、結局なぜ急にシートベルトが締まったのか、誰がやったのか今でも解りません。

私のトラウマ

山を下りていく途中にBさんが正気を取り戻しましたが、後で聞くとよく覚えていないと言ってました。
正直、今となっては本当かどうかは解りませんが、言葉にならない口調で話した事だったのを今でも忘れる事ができません。

私はその後、家に帰宅しすると電話が鳴り、受話器を取ると聞いたこともない低い声で「山本だけど、もう来んなよ!」と言われた。

それ以降、2度と心霊スポットに行く事はありませんが、たまにユーチューブ等で心霊スポットの動画を見るとふと思い出します。
本当に怖かったですが、誰に言っても信じてもらえません。

※写真はイメージです。