発寒神社に太古の聖地・ストーンサークルがある?!

神社は神様のいる神聖な場所として、人々の心のよりどころでもあります。
そんな神聖な場所が、太古の昔からわかっていたとしたら・・・
縄文人と現代人が同じ気持ちを分かち合っていたとしたら・・・
そんな太古のロマンを感じる神社へ行ってきました。

目次

豊かな実りを与えてくれるかどうかは、あなたの心しだい!?

発寒神社の歴史は古く、江戸時代の安政3年(1856年)に建てられた稲荷神社が元になっています。
ご祭神の一柱である倉稲御魂大神(うがのみたまのおおかみ)は稲荷神社の主祭神として知られています。
また、もう一柱の豊受大神(とようけのおおかみ)は、食物の神様です。

どちらも五穀豊穣の女神様ですので、商売繁盛や財運(金運)にご利益があるとされます。
お稲荷様は、昔からキツネが“コン(金)”と鳴く・キツネの好きなお揚げが黄金色にもちなんで金運に恵まれるといわれます。

でも、女性である女神様はきまぐれで気持ちが変わりやすいことも知っておいてください。
あまり欲深いことをお願いすると、二柱の女神様のご機嫌を損ねることになります。
女性の仕返しは怖いですから、くれぐれもご機嫌を損ねないようにしてくださいね。

擦文人の聖地が神様を呼び寄せた!?

発寒神社のミステリー、それはストーンサークルがあることです。
昭和7年に発寒神社の境内から、環状遺跡が発掘されたというのです。

「環状石垣の跡」として現在も史跡が立っていますが、境内にあるものは復元したものです。
およそ800年から900年前の遺跡で、擦文文化の時代にあたります。
日本の時代としては奈良~平安時代にあたりますが、北海道では狩猟などで生活していた文化がありました。
土器なども出土しており、擦文文化とは北海道の縄文文化と考えると想像しやすいのではないでしょうか。

ストーンサークルは、祭事の場所であったり死者の埋葬地であったと考えられています。
いずれも異なる世界との交信があることを意味していますので、神社という場所が神の領域であることと似ています。
発寒神社が建てられたところでストーンサークルが発掘されたことは単なる偶然の一致だったのでしょうか。
擦文人もこの場所は神聖な場所であることを知っていたのではないかと思うのです。

発寒に伝わるオロチ伝説はUFO飛来の証拠!?

発寒神社のまわりは、その昔オロチ沼があったといわれています。
そのオロチ沼にまつわる伝説があるのです。

むかしむかし、樽前山という火山が噴火し、あたり一面火山灰で覆われてしまいました。
しかし、なぜかオロチ沼のあたりだけは火山灰が積もらず、草木も育つことができました。
人々はオロチ沼のまわりのわずかな食物で生き残り、やっと暮らしていくことができたのです。

あるとき稲妻とともにオロチ沼から竜が空へ向かって昇っていきました。
すると、みるみる黒雲が広がって雨が降り、その雨が火山灰を洗い流したのです。
大地は甦り、ますます発寒の地は豊かな土地になったというのです。

ストーンサークルは、世界でもまだ解明されていないことが多いミステリーのひとつです。
UFO(未確認飛行物体)を呼ぶとの説もあります。
発寒神社で発掘されたストーンサークルもUFOの飛来地で、発寒オロチの真の姿がUFOであるとも考えられるのではないでしょうか。
発寒で暮らしていた擦文文化人が見たのは、異星人の未知の科学力だったとしたら、とってもロマンチックな感じがしませんか。

まとめ

発寒神社は、JR「発寒中央」駅から歩いて北に5分ほどのところにあります。
ショッピングセンターを目印に行くとわかりやすいでしょう。

発寒神社には二つの鳥居があり、西に向いた鳥居からは金運を招くともいわれます。
発寒神社に参拝して、太古のロマンに浸るも良し、自分の欲望を叶えるも良し。
参拝の目的は、あなた次第です。
でも、金に目がくらむと思いもよらない女神様のしっぺ返しが来ることをお忘れなく。

発寒神社の神社情報

住所:〒063-0831 北海道札幌市西区発寒11条3丁目1−33
電話:011-661-3973
公式サイトはこちらから

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