スープカレーは北海道の郷土料理なの?!

北海道といって真っ先に思い出すのは、酪農や農業、海産物ですよね?
そんな中で北海道の郷土料理とも言うべきポジションになったスープカレー。

なぜカレー?いつの間に広がりを見せたの?
今回は、私なりにスープカレーの謎に迫ってみました。

目次

スープカレーとは?

まず、スープカレーとは何なのでしょうか?
一番の違いといえば、ルーカレーは小麦粉等でとろみをつけていますが、スープカレーはサラサラのスープベースにスパイスで味付けにしたカレーです。

具材の扱いが違いがあって、ルーカレーは野菜や肉を煮込むのに対して、スープカレーはチキンレッグや素揚げした野菜を後のせしていることが多く、これがスタンダードな形といえます。

その為にスープカレーとご飯は別盛りで、スプーンに乗せたご飯をカレーの中にくぐらせてから口の中へ運ぶ食べ方が一般的です。
ルーカレーのようにガツガツ行けるのではないので、食い足りなさを感じる方も多いのでは?

スープカレーの歴史

スープカレーを一番初めに作ったのは、札幌にある喫茶店「アジャンタ」というお店です。
1970年代に、鶏肉でとったスープに店主がインドを旅して学んだスパイス、漢方の薬膳を組み合わせた「薬膳カリィ」を作ったのが始まりだそうです。
当時、他のお店でも現在のスープカレーのような料理が提供されていたようで、なにか不思議な感じがします。

「スープカレー」という名前が定着したのは1990年代。
「マジックスパイス」というお店が始まりで、雑誌や新聞、マスコミなどを通じて、それまで、ふわっとしていたこの料理が「スープカレー」として定着し広まったようです。

なぜスープカレーご当地グルメになったのか?

なぜ北海道でスープカレーがここまで定着し、ご当地グルメとなったのでしょう?
それにはいくつかの理由があると言われていますが、私は北海道の大スター「大泉洋」さんの影響が大きいと思っています。

大泉さんは、テレビ番組で度々スープカレーを紹介するほどのスープカレー通で知られ、メディアで発信することで全国の人々に「北海道のスープカレー」として知れ渡っていきました。

そして、何よりスープカレーが期待を上回るおいしさであることです。
食べたことがない人には、見た目から薄まったカレーと思われがちですが、実際食べてみるとスープに染み込んだダシのおいしさに想像を裏切られます。

スープやトッピング、多種多様な食材で作るスープカレーは道産食材が使用されることが多く、実は北海道ならではの「おいしさ」が凝縮してたくさん詰まっている料理なのではないでしょうか。

スープカレーと私

実は北海道に移住するまで、1度もスープカレーを食べたことがありませんでした。
というのもスープカレーのお店が近くに無かったのもありますが、そもそも興味がなかったのです。

北海道に移住し、しばらくして道外の友達が遊びに来た時の事です。
会社の人に渡されたというスープカレーのお店がたくさん載っている雑誌を手渡され、ここに食べに行きたい!と。
食べてみたら美味しかった・・・もはや、私にとっては逆輸入状態・・・笑。

スープカレーはお店によって、何でダシをとるか、どんなトッピングかなど、本当に多種多様です。
いろんなお店の味を試してみたくなり、自分の好みのスープカレーを探したのでした。

まだ食べたことがない方も、もうハマっている方も、ぜひ札幌でスープカレー沼にハマりに来てくださいね!

※画像はイメージです。

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