宗谷丘陵にいったら「白い道」へ行くべき!

稚内市の宗谷丘陵は日本最北の丘陵地帯として知られています。
その地形は、周氷河地形とよばれ氷河期に形成され、そのままの状態で今なお残っているというのです。
なだらかな起伏が続く広大な土地に建っていると、「北海道は本当にデッカイ」と実感できます。

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宗谷丘陵へ

車で宗谷岬を訪れるとして、宗谷丘陵を通っていくべきです。
海沿いの238号線を進んでいくよりは、1077号線、889号線とすこし大回りになってしまいますがそれだけの価値があります。

そもそもですがドライブコースとしても非常に人気があり、起伏があってバラエティーに富んだルート、天気が良ければ青空、ときおり草原の中を突き抜けるワインディングロードはここでしか味わえない爽快感!
信号はおろか、まわりに民家などほぼほぼありませんので、お気に入りの音楽をいつもよりボリューム高めに流しながらのドライブは気分上々です。ただし飛ばし過ぎに注意の安全運転でお願いします。

ドライブ中、放牧されている牛にも出会いました。自然の中で育てられた牛たちは、美味しい和牛「宗谷黒牛」として知られており、稚内市内で味わえる機会もあります。

白い道

889号線を宗谷岬に向かう途中、白い道への看板があります。小さくて見落としやすいのでご注意です。
そこを左折し、沢山の風車を横目に走っていると、突然、舗装された道が真っ白に変わり、有名な「白い道」のスタート。
この道の白さの正体は、実はホタテの貝殻を細かく砕いて敷き詰めたもので、宗谷で取れたホタテの貝殻を廃棄せずに再利用して観光スポットにしたそうです。

貝殻由来の白が青い空と緑の大地に鮮やかなコントラストを生み出し、その先に見える青いオホーツク海と日本海の眺めはまさに絶景。天気が良ければ利尻富士(利尻山)を遠望することもできます。

宗谷丘陵の素晴らしさ

宗谷丘陵は、「何もない」がゆえに壮大さを感じられる場所です。
自然の中で人間の存在の小ささを実感する一方、そこで暮らしを支える人々や、風車による再生可能エネルギーなどの工夫を目の当たりにすると、人間の可能性にも感動します。

宗谷丘陵は四季を通じて異なる表情を見せてくれますが、青い空と白い道のコントラストを楽しむなら夏が最適。
ドライブを楽しみ、北海道の自然の美しさを存分に味わえますので、ぜひ訪れてみてください。

※画像はイメージです。

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