稚内宗谷丘陵の白い道に行ってみよう

日本最北端に位置するまち、稚内の有名な観光スポットといえば宗谷岬。南部に広がる宗谷丘陵では、日本最北のフットパスコース「宗谷丘陵フットパスコース」を楽しむことができます。
中でも人気なのが、ゴール地点にのびる「白い道」。空と海の青・牧草の緑とのコントラストが美しく、観光客から人気のスポットとなっています。
道が細く、写真映えするスポットがたくさんあるので、ゆったりと楽しめる自転車で訪れるのもおすすめですよ。

白いみちとは?

「白い道」は、全長約11㎞の宗谷丘陵フットパスコースのうち、ゴール側(宗谷地区側)約3㎞にわたって位置します。

なぜ「白い道」と呼ばれるのでしょうか?
それは、ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めているため、路面が真っ白に見えるからです。

ホタテと言えば、日本海とオホーツク海に囲まれる稚内市の名産品。旨味の凝縮した身が観光客などから広く愛される一方、使い道のない貝殻は廃棄物として処理されてきました。
当時の市職員を中心とした観光関係者がなんとか有効活用できないかと試行錯誤した結果、貝殻を細かく砕いて道に敷き詰めるアイデアを考案。
こうして誕生したのが、この白い道なのです。

平成23年(2011)に誕生して以来、青と緑とのコントラストがSNS映えすると話題を呼び、いまでは稚内の人気観光スポットとなっています。

白い道の魅力

眼前に広がる青空と紺碧の海、新緑の牧草地、なだらかに広がる丘陵の曲線・・・。
このほか、白い道の途中では様々な美しい景観を楽しむことができます。
たとえば、宗谷岬に吹く強風を生かした風力発電施設「宗谷岬ウインドファーム」。57基の風車が立ち並び、その迫力に圧倒されます。

また、宗谷牧場でのびのびと育てられた宗谷黒牛がのどかに草を食べる様子を、すぐ近くで見ることができます。
これらの美しい景観を維持するために、毎年、市の職員を動員して草むしりや修復作業などの整備が行われているそうです。
こうした努力の甲斐もあって、ヤクルトミルミルのテレビCMでも使用されるなど、さらに注目度を増しています。

白い道のお約束

今や人気の観光地となった白い道ですが、観光客の増加にともなってトラブルも発生しているそうです。
稚内の公式から「白い道を楽しむための5つのお願い」が呼びかけられていますので、行く前には必ずチェックしましょう。

  1. 白い道は宗谷岬側のスタート地点から入ろう
    白い道にアクセスする際には、宗谷岬側のスタート地点から入って宗谷地区側に抜けていきましょう。カーナビを頼りに行くと、ゴール地点に誘導されることがあるので注意が必要です。稚内市街から向かう際には住宅地側に入らず、まずはまっすぐ宗谷岬まで向かいます。
  2. 宗谷岬周辺でトイレを済ませよう
    白い道にトイレはありません。宗谷岬で観光を楽しみ、周辺でトイレを済ませてから白い道に向かいましょう。
  3. 白い道ではスピードダウン&譲り合い
    白い道は道幅がとても狭い道です。歩行者や自転車の方もいますし、野生動物が接触する可能性もあります。
    車やバイクの方はスピードダウンし、対向車とすれ違う際は譲り合いをしましょう。道の途中で譲り合いポイントがあるので、活用して安全に楽しみましょう。
  4. 牧草地には絶対入らないで
    途中で牧草地に侵入できる場所がありますが、牧草地は私有地なので、絶対に入らないでください。
  5. ゴール地点の宗谷地区(市街地)ではゆっくり走る
    ゴール地点は宗谷地区の住宅地で、住民の方々が生活しているエリアです。
    通学路や保育所があり、小さな子どもが遊んでいることもあります。
    マナーを守って安全運転で通行しましょう。

行ってみよう!

いかかでしたか?稚内ならではの自然が楽しめる白い道、宗谷岬に訪れた際には忘れずに行っておきたいスポットですね。
私も車で行ったことがありますが、日本とは思えない幻想的で壮大な風景に圧倒されました。つぎは自転車などで宗谷丘陵の風を直に感じながら、ゆっくりと景色を楽しみたいものです。

ちなみに雪が積もる11月ごろから5月上旬までは通行できないそうなので、夏季の晴れた日をねらって行ってみましょう。

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