なんか異世界!?日本最北の村「猿払村」

ちょっとした縁があり、猿払村にほんの少しだけ暮らして解ったこと・・・それはなんか異世界!
猿払村での私の体験談をお聞かせします。

目次

猿払村までの道のり!これぞ北海道の道!エセヌカ線

北海道といえば、直線道路!故に居眠り運転等で交通事故が多いということを耳にしたことがありますが本当でしょうか?
猿払村までの道のり、それがエサヌカ線。
信号がない直線道路で、脇にはその存在感で今にもわたしたちをのみこんでしまいそうな、広大なオホーツク海が広がります。
エサヌカ線を初めて通り抜けた時、飛行機が好きな私は滑走路を連想させ、胸が高鳴りました。

ホタテづくしの日々

ホタテ漁獲量が日本一に何度も輝くほどに、ホタテが豊かな猿払村。ふるさと納税品としても、大変高い人気を誇るホタテです。
私は猿払村での滞在中、食事のシーンでホタテを見なかった日はありません(苦笑)
ホタテバター、ホタテ海鮮丼、ホタテカレー、ホタテの刺身、ホタテらぁめん、ホタテチャーハン、ホタテ餃子、ホタテ天ぷら・・・。

歯応えのあり、噛むほどにほんのりした甘味があるホタテは、とにかくアレンジの幅がきかさられるのだと納得です。
新鮮だからこそ、また何倍も美味しく感じられたのかもしれません。

加えて、美味しいだけではなく、可食部以外のホタテの貝殻にはなんと意外な使い道が・・・。
村役場の方が運転する車で、国道を走っていると、大きな白い山のような積もった物体がありました。
自然の山には低すぎるが、人が作ったにしてはあまりにも高い山。
「あれはなんですか」と尋ねると、村民の知人は「あそこは、ホタテ加工品工場の敷地で、あれは全部ホタテの貝殻です。なんとかカルシウムが入っているかで凍結防止剤として使われるよ」

思わず驚きで、笑いがでるほどでした。確かに道の至る所には雪ではないが、白い粉のような破片のようなものがあると思ったら・・・ホタテの貝殻だったのでした。
美味しいだけではなく、豪雪地帯ならではの人々の暮らしにも役立つ自然の恩恵物とは、非常に感動を覚えました。

ホタテ漁師は年収XXX万円以上!?

日本テレビの大人気バラエティ番組「月曜から夜ふかし」でも取り上げられたことでも有名な、猿払村のホタテ漁師の年収。
休みの日、知人に、いわゆる「ホタテ御殿」に連れて行ってもらいました。
「え、これ中小企業の会社かな、1つのマンションなのでは」と頭の中でぼんやりと考えていたら、「ここは4Fエレベーターつきのお家、こちらのお家はおばあちゃん1人で住んでいるよ」

目の前の豪邸に息をのみ、住んでいる方の事実に驚きで言葉が出ませんでした。
それにたたみかけるように「ホタテ漁師は漁がないシーズン、12月から2、3月にかけては村にいないんだよね。お金使うところがないし・・・女性と遊ぶ場所もない。だから、札幌のタワマンかハワイとかに行くから、ホタテ漁師の子どもたちは村の保育園からいなくなるんだよね。」

話を聞いていると、なんだかプロ野球選手よりもずっと豊かな生活をしてそうではないか・・・なんだか世間一般、会社で働くビジネスマンとは人生観が違うのでは?
どんな人生観を持ってらっしゃるのか、非常に興味が湧くきっかけになりました。

猿払村はパラダイス?

最北端だけあって、とても遠い場所ですが、人生観が何度も変われるような・・・日本にいながらも外国のような世界だと思います。
ぜひ、一度訪れてみてください!

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