龍宮神社で自らの欲望を洗うと出世間違いなし!?

「龍宮」というと、お姫様が接待してくれて、タイやヒラメがダンスしてくれるユートピアみたいに感じます。
でも、龍宮神社はそんな欲望の塊を持った人こそ、一瞬にして昇天させてしまうパワーの神様を祀っていたのです。
死者の国とゆかりの深いその神様に会うべく、小樽の街を散策してきました。

目次

龍の名はダテじゃない!内閣総理大臣を生んだ立身出世神社!

龍宮神社は、明治9年に今の場所に建立された神社です。

小樽は海と坂に囲まれた街ですので、海の神様を祀る神社は多いのですが、龍宮神社には和田都美三神(わだつみさんしん)と呼ばれる海の神様を三柱祀っています。
その他にも食物・豊穣の神様である豊受姫(とようけひめ)、国造りの神様である大物主(おおものぬし)、北方開拓の神である大毘古命(おおびこのみこと)も祀られています。

龍宮神社を一躍有名にしたのは、第92代麻生太郎内閣総理大臣です。
麻生太郎元総理が小樽へ来たときに龍宮神社を参拝し、その1ヶ月後に内閣総理大臣になりました。
正に龍のごとく昇りつめた麻生太郎元総理にあやかり、立身出世を望んで龍宮神社へ参拝する人が多いのです。

穢れ(けがれ)を洗い流して澄んだ心を取り戻す!

龍宮神社には、底津和田都美神(そこつわだつみのかみ)・中津和田都美神(なかつわだつみのかみ)・上津和田都美神(うわつわだつみのかみ)の和田都美三神を祀っています。
この三柱の神様は、それぞれ海の底・中層・表面にいる神様で海の安全を祈願するものです。

しかし、この三柱の神様の誕生には不気味な一面があることを知っているでしょうか。
最初の男神である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国(死者の国)から戻ってきたときに、死者の穢れを海で洗い流しました。
その洗い流した死者の穢れから生まれたというのですから驚きです。

同時に住吉三神(すみよしさんしん)といわれる三柱の神様も生まれているのですが、住吉三神は男神と思われます。
そう考えると和田都美三神は、女神と考えてもおかしくありません。

海は昔から多くのものを浄化してきました。
最近では放射能さえ海の浄化力の前では無害なものへと変えてしまいます。
母なる海を守る和田都美三神は、誰もが抱える欲望の穢れを海の力で浄化してくれるのです。

麻生元総理も龍宮神社で穢れを浄化したから、総理大臣という日本の指導者になれたのかもしれませんね。
さすがの和田都美三神も麻生元総理の見た目までは浄化できなかったようですが・・・

曲がった根性を叩きなおす!榎本武揚の御利益とは!?

龍宮神社を建立したのは、戊辰戦争で有名な榎本武揚(えのもとたけあき)です。
函館戦争の旧幕府軍総大将だった榎本武揚は、優秀な能力と最後まで徳川幕府のために尽くした忠義から明治時代にも生き残り、明治政府で外交官になった人物です。

筋の通らないものにはけっして屈しない。
そんな榎本武揚にあやかって、真っすぐな心を取り戻してみてください。

さらに榎本武揚が隕石を元にして作ったという刀・流星刀が、龍宮神社には奉納されています。
宇宙のかなたから真っすぐ流れてくる隕石を想像してください、流星刀が榎本武揚好みであることが、ますますわかりますね。

龍宮神社 の施設情報

龍宮神社は、JR小樽駅から北へ歩いて5分くらいのところにあります。
境内へ上る石段から鳥居を通してきれいな小樽の海を眺めてみてください。
自分の心の中にある黒い穢れが透き通る水となって海へと流れていくのを感じるでしょう。
心を入れ替え大きな理想のために立身出世を願えば、和田都美三神が叶えてくれるかもしれませんね。

住所:〒047-0032 北海道小樽市稲穂3丁目22−11
電話:0134-22-4268
公式サイトはこちらから

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