羅臼温泉野営場での過ごし方

「羅臼温泉野営場」は、日本最東北端に位置する知床国立公園内にあるキャンプです。

わりあい人気があり、道内外から多くの方々が訪れ、ここを拠点として知床観光やアクティビティを楽しむ人も少なくありません。
それではさっそく、羅臼温泉野営場での過ごし方についてレポートしていきたいと思います。

目次

羅臼温泉野営場ってどんなところ?

利用料金は一泊300円(一人 23年シーズン現在)と安価で長期滞在にも向きます。
駐車場がとても広く、管理棟のすぐ脇に場内マップの呼び名でテントサイト2、すこし坂を上がったあたりがテントサイト1となっています。

炊事場はそれぞれのサイトの中心部に、どちらも屋根が付いているので雨天時や炎天下でも調理可能。
トイレは2箇所ありますが、テントサイト1からは若干離れているのでご注意を。
ちなみにですが清掃が行き届き、きれいなうえに洋式便器も設置されています。

蓋のついた分別ゴミステーション、荷物運搬用に猫車(一輪車)もありました。

もう一つ特筆することは、キャンプ場の入口から国道を挟んだ向かい側、羅臼川にかかる橋を渡った先に「熊の湯温泉」があります。
この温泉は秘湯として全国に有名です。
歩いていける距離にあり24時間入れるのが、キャンプ場の魅力の一つでしょう。

キャンプ場の感想

訪れたのは7月のキャンプシーズン、予想通りに夜は気温低めなのでかるく羽織るものが必要です。
私達のテントが大きかったせいもあって、気で区切られたサイトが少し小さく感じました。
地面は土で割と硬め、厚めのグランドシートやマット、荷物の余裕があればエアマットがあれば快適でしょう。

また、キャンプ場でエゾシカに遭遇する確率が高く、むしろ昼間でも悠々と歩いている事があるぐらいです。
シカの糞は気にしたら負けですね。
キツネもよく見かけますが、どちらも害を加えられることはないので遠目から観察して楽しみましょう。

知床なので野生動物が多いと思い、あちこちで見られる光景ですが問題はヒグマでしょう。
なんといっても世界有数のヒグマ生息地にお邪魔しているのですから。

キャンプ場は電気柵などのしっかりと対策を取っています。
それでも、どこから侵入してくるかは想像することができませんので、食べ物をテントの中に入れない、ゴミはできる限り速やかにゴミステーションにいれるなどの根本的な配慮が必要でしょう。

それでも知床の魅力は季節を通して感じられるため、遠く離れた場所でもつい足を運びたくなります。
そんな魅力があるのです。

※画像はイメージです。

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