大雪山山系〜秋の旭岳を登ってみた

2017年より登山を始め、富士山をはじめ短期間でいろいろな山に登り、山歩き意にもだいぶ慣れてきたので、北海道最高峰の大雪山山系・旭岳にチャレンジすることとなった。
北海道の山は本州より寒くなるのが早いため、登山シーズンが短く、また雪も残っている部分もあるということから、山歩きに少し慣れたとはいえ自分にはまだ難しいかなと思っていた。
でも大雪山の紅葉をどうしても観たくて、紅葉シーズンに合わせて旭岳を登る計画を立てた。

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アクセス

いろんな山に登っていると、登山口まで公共交通機関がまったくない山もあり、レンタカー等を利用しないとアクセスできない場合もある。でも旭岳は旭川駅から直通のバスがあり、駅前のホテルに泊まった私はとても楽に現地までアクセスすることができた。
また登山口まではロープウェイが伸びており、登山時間の短縮という意味で経験が浅い登山者でも十分に登れる山だと感じた。

紅葉の時期

さて、今回の登山は旭岳山頂を制覇することも大きな目的だったが、なにより写真で見た旭岳周辺の紅葉の様があまりにも見事だったので、それを見るのも大きな目的の一つだった。
ガイドブックや気象情報などで現地の紅葉の時期を綿密に調べ、9月初旬をターゲットに計画を立ててみたものの、その年は温かかったのかロープウェイに乗った足元には、ガイドブックで見るような見事な紅葉には程遠い。
まだ夏の山の景色が広がっていた。

快適な登山

少し残念に思ったものの、登山をするには気温も天候もちょうどよく、下山まで大きく天候が崩れることもなく、無事安全に登山の工程を終えた。
途中には本州では見ることのできない広い景色や草花、運よくキタキツネも見ることができた。

北海道の登山ガイドブックによく載っている、熊への注意喚起の記事のことが道中ずっと頭から離れず熊との遭遇を心配したが、熊の気配さえまったくなく、終始安全な登山。

下山してみて

今まで本州のいろんな山に登ってきたが、北海道の山というのは独特の雰囲気があり、まるで海外の山を登っているかのような解放感と雄大さがあった。
危険な個所もほとんどなく、単独で登っていると他の登山者にもほとんど会うことがないので、まるでこの世に独りきりになってしまったような錯覚さえ覚える。

経験が浅い登山者でも比較的安全に登れるのではなかろうか。
コロナ禍が落ち着いてもっと自由に旅行できるようになったら、今度はあのガイドブックで見た燃えるような紅葉の時期にもう一度訪れたいと思う。

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