大雪で車が埋まってしまった

北海道札幌市に住んでいます。
車が埋まってしまったときの話で、大雪の中で暮らす人たちのあたたかさに感動しました。

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北海道は大雪だった

昨年の冬、北海道は特に大雪だった。
夏場はとても広かった道路も、路肩に雪が山積みになり、道路の幅がとても狭くなり、車はすれ違うことも難しいくらいの状況になりました。
そんな中、すれ違う時にはお互いに譲り合い、うまく通り抜けます。大変な冬の北海道の生活をお互いが理解していて、あたたかい気持ちを持って生活しているのがよくわかります。
子どもたちの背丈は超えた雪山。車からは子どもの姿を見ることができないくらいになっていて危険です。安全運転をしてくれている運転手さんたちには本当に感謝です。

雪に埋まって動けなくなってしまう

こういった大雪の時は、車が雪に埋まって動けなくなってしまうことがよくあります。
ある大雪の降った日曜日、家の前で同時に3台の車が埋まってしまい、窓からその様子を見ていたると、どこからともなくたくさんの人たちが集まってきました。埋まった場所に住んでいる近所の人たちが、その車を助けに家から出てきていたのです。

車のタイヤ部分周辺の雪をスコップで掘っている人。タイヤが通るところを一生懸命除雪する人。けん引するためのロープを家から持ってきた人。板を持ってきてタイヤの下に挟んでみる人。段ボールも持ってきているよう。
3台の車の運転手さんも我先に脱出しようとせず、順番に脱出できるように他の車を助けようとします。

大雪が降りしきる中、長靴よりも深い雪を踏みしめながら、みんなで協力をして1台ずつ車を救出していき、そして終わると、何事もなかったかのようにまた家へと戻っていくのです。その後ろ姿がとてもかっこよく見えました。

雪国での生活

大変な雪国での生活を皆知っています。
普段は他人として生活している人たちが大雪で誰かが困っていると、当たり前のように助けに行く姿を見ることができてとても感動をしました。
もちろん厳しい寒さと雪で、北海道の暮らしはとても大変です。しかし、そこには寒さや大雪に負けないくらいあたたかい心を持った素晴らしい人たちが住んでいます。

※画像はイメージです。

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