夏の釧路湿原を堪能「釧路湿原ノロッコ号」

2017年の夏、道東の釧路湿原を走るノロッコ号に乗りに行きました。電車が大好きな息子のたっての希望です。

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夏〜秋の期間限定運行「釧路湿原ノロッコ号」

雄大な釧路湿原を走るこのノロッコ号は、毎年夏〜秋にかけての限定運行になっています。
(2021年 7〜10月の運行)
ノロッコ号という名前でお気付きかもしれませんが、こちらの列車はトロッコ列車です。客席は窓がを開けられていて開放的な車両となっており、北海道の雄大な自然を列車から堪能できるのです。

北海道では例年11月頃から雪が降り始めます。(早い年では10月に降ることも!)雪の降る中でのトロッコ列車は、さすがに寒いですよね。なので、夏限定の運行ということなのでしょう。
とにもかくにも、さわやかな夏の釧路湿原の中をトロッコに乗って駆け抜けるのはとても気持ちが良いものです。

運行区間

出発駅は釧路駅。私たち家族は釧路駅?塘路(とうろ)駅の区間のノロッコ号に乗りました。
釧路駅?川湯温泉駅までの延長運行区間もあるそうですが、2017年の夏に乗車した際はその区間はありませんでした。次に乗る機会があれば、川湯温泉駅まで乗ってみたいです。

塘路駅からは、カヌーで川下りをすることもできますし、またノロッコ号に乗って釧路駅に戻ることもできます。

釧路湿原ノロッコ号の見どころ

まずひとつめの見どころは、なんといってもノロッコ号のデザインです。緑色のボディに茶色のラインをあしらった車体は釧路湿原の自然を表したかのような色合いで、先頭の運転車両についたノロッコ号の表記プレートはとても愛らしく、まるでおもちゃの列車のようです。
プラレールが大好きな息子も、ノロッコ号を見て、大はしゃぎしていました。

ふたつめの見どころは、釧路湿原の雄大な景色です。
釧路湿原自体は国立公園に指定されている面積で約2万8000ヘクタール。東京都がまるまる収まってしまうような広さです。その中のほんの一部分を列車で走って行くのですが、湿原内に入り込むと周りはただただ川や木々、湿原と、大自然を満喫できます。普段街中で見ることがけっしてできない景色をみて、心洗われること間違いなしです。

みっつめの見どころは、野生動物に会えることです。
私たちが乗車した際は、列車から少し離れた水辺に野生のエゾシカを見ることができました。元々このノロッコ号が走る釧網(せんもう)本線はエゾシカがよく通る道でもあり、毎年列車との接触事故などもニュースになっています。
列車と野生動物の距離がとても近いのです。

私たちは見ることができませんでしたが、他にもエゾリスやキタキツネも見られるそうです。
そして、釧路湿原で忘れてはいけないのが国の特別天然記念物に指定されているタンチョウが見られるということです。残念ながら、私たちはタンチョウも見ることはできませんでした。

釧路湿原ノロッコ号にまた乗りたい

手つかずの広大な水平的景観が魅力の釧路湿原は国の特別天然記念物のタンチョウをはじめ、多くの動植物の貴重な生息地です。そんな素敵な場所を可愛い列車に乗って走り抜ける爽快感。一度味わうと病みつきになります。
機会があれば、またもう一度ノロッコ号にのって釧路湿原の旅を楽しみたいです。

はじめまして。
ままこぶたと申します。
2017〜2021年の4年間、夫の転勤で北海道に住んでおり、4年間で行ったいろいろな場所について日記をつけてきました。
文章を描くこととちょっとしたイラストを描くことが好きです。

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