野幌森林公園はとても広いというより北海道スケールの自然公園で、その広さは札幌市厚別区・江別市・北広島市の3市にまたがります。
遠出は無理だけど自然が恋しくなったとき、ちょっと運動を兼ねて自然散策を楽しみたくなったとき、手軽に行くことができるおすすめのスポットです。
園内を散策してきたのでさっそくレポートしていきますね。
野幌森林公園の楽しみ方
広い公園なので5か所の入り口がありますが、特に初めての方は国道12号線沿いのJR大麻駅と森林公園駅の中間ぐらいにある、文京台の交差点を曲がった先にある大沢口から入りましょう。
この入口の側には「自然ふれあい交流館」があり、利用にあたってのマナーや散策路の案内、ガイドツアーや観察会などのイベントといった園内の情報収集ができます。
園内にはたくさんの散策コースがあり、距離や難易度も様々です。
季節ごとのおすすめ、ご自分の好みや体力などから相談して選んでもらうのが良いでしょう。
他にも交流館ではクラフト体験もできますので、散策以外も楽しむことができます。
余談ですがここ数年、森林公園近辺でヒグマの出没情報もあり、初めての方でなくても交流館で確認するのをおすすめしたいです。
私のおすすめコース
まずは初心者向け。大沢口から大沢コースで大沢園地へ向かい、桂コースで戻って来る約3.6kmのコース。
短めな距離で十分に自然を楽しみながら散策ができて、特に秋は紅葉がきれいです。
夏季は大沢園地から四季美コースを回り、大沢の池の付近でミズバショウや花々を観察し、志文別線、エゾユズリハコースを巡って「北海道名木百選」に選ばれたカツラの大木を鑑賞して戻るコースが良いですね。
距離は約5.8kmで、平坦な部分も多いのでゆっくり回ればそれほど負担にならないと思います。
次は私の定番で、入口は大沢口でなく記念塔、北海道博物館近辺の駐車場に停めて、開拓の沢線から瑞穂の池まで散策するコース。距離にすると1.4㎞ですが、うっそうとした森を歩いて行くのは冒険気分を味わうには十分過ぎる環境です。
イチイ・トドマツ・ハルニレ・ハリギリの大木が原始的な雰囲気を感じさせ、時々、飛んでくる鳥を双眼鏡でじっと観察。瑞穂の池に到着したら、東屋でお弁当をいただきます。
久しぶりの自然散策で体力的にちょっと自信が無かったのですが、まだまだ余力がありました。
野幌森林公園の魅力
咲く花や草原性の野鳥や昆虫が見られ、観察をしながらの散策。
沢や池には水辺で暮らす水生動物がいて、サンショウウオやカエルの卵がみつかることも。
木の実を食べるエゾリスや落ち葉察、キツツキや天然記念物のクマゲラが木をつついて開けた穴、動物の足跡探しも楽しいですね。
コースや季節によって、さまざまな楽しみ方があるので、何度も足を運びたくなることでしょう。
軽い散策から、ガッツリとトレッキング、それぞれの楽しみ方ができますよ。
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