野幌森林公園で北海道の自然を楽しむ!

道民の間で親しまれ、近くにお住まいの方は学校の遠足で訪れた方も多い「野幌森林公園」。
正しい名前は、「道立自然公園 野幌森林公園」といい道立の自然公園なのです。札幌市、江別市、北広島市の3市にまたがり面積は2,053ヘクタール、東京ドーム約410個分の広さのある、北海道らしい広々とした公園を紹介します。

大都市近郊でこれだけの広さがある自然公園というのがそもそも珍しいのですが、その魅力が充分伝わっていない・・・かつて江別市民だった私は感じます。

目次

たくさんある遊歩道

野幌森林公園の最大の魅力は森の中にいくつもある遊歩道です。
冬の時期(12月〜3月頃まで)は、冬の季節でしか味わえない、白銀の森の中の遊歩道の雪道散策ができます。
静寂に包まれ、冷たく澄んだ空気、北海道ならではといった大自然を全身で感じられるでしょう!
カンジキでも長靴でもOKですが、クロスカントリースキー(歩くスキー)を履いて行くのがお勧めです。

おススメ遊歩道

冬と春の、私のお勧めのコースを紹介します。

おすすめコースその1

公園内に遊歩道の入り口は5カ所ありますが、冬におススメの遊歩道は大沢口から入る遊歩道です。可能であれば車等で行くことをお勧めします。大沢口へは国道12号線から文教通りに入り、突き当たりを左折すると大沢口に到着します。


駐車場から少し奥に入った所に「自然ふれあい交流館」があります。まずはここに立ち寄り、トイレなどを済ませ、イラストマップをもらいましょう。ここでは公園内の色々な情報を得ることが出来ます。(月曜は休館なので注意が必要です)
駐車場に戻り、スキーやカンジキ、長靴を履いて、オヤツとカメラを持って遊歩道に向かいます。

コースは桂コース。大沢園地〜大沢コース〜大沢口に戻るコースで1時間位かかるかと思います。
森の中をマイペースで進むと、シーンと静まりかえった中、鳥の声が聞こえてきたり、木を登り降りするエゾリスを発見したり、次は何に出会えるかとワクワクします。
ちょっとした坂もスキーがあれば気持ちが良いででしょう。そして大沢園地でひと休み。

初めて冬にここに来たとき、ひと休みしオヤツのクッキーを食べていたら、野鳥がやってきてクッキーを持って行かれたことがあり、それ以来野鳥用にひまわりの種を持って行っていました。手のひらにひまわりの種を載せているとほとんど毎回野鳥のヤマガラや、コガラ、シジュウカラがやってきて手のひらからひまわりの種を持っていきます。

大沢園地を過ぎて右に進み、斜面を登って行ったあたりで木をコンコン叩く音が森の中に響き、アカゲラ、クマゲラに出会ったこともあり、フクロウを見かけることも。そして開けたところでエゾシカの群れに出会ったこともあります。

おすすめコースその2

春におすすめするコースは登満別口から入るコースで、桜の季節がおすすめです。

道道江別恵庭線(46号線)から入って、すぐのあたりから桜がたくさんみれます。
この周辺には雪のない季節のみ営業している、森の中のお蕎麦屋さん(コロポックル山荘)や、46号線沿いに野菜直売所等おすすめのお店も色々あります。

公園内にある魅力的な施設

公園の敷地内には自然環境だけではなく、いろいろな施設があります。

  • 「北海道博物館」
    北海道の歴史がわかる博物館で、子供から大人まで楽しみながら学べる展示です。
  • 「北海道開拓の村」
    明治から昭和初期の建物が並び、最近では漫画ゴールデンカムイの聖地としても有名ですね。
  • 「100年記念塔」
    かなり遠くからも目立つ高さ100メートルある塔で、1970年に完成し老朽化のため解体が決定され、徐々に作業が進んでいるようです。まだ完全には解体されていませんので、取り壊される前にカメラにおさめてはいかがでしょう。

最後に

野幌森林公園は紅葉の季節や、春や夏に北海道ならではの山草を見る楽しみもあります。

もしあなたが、札幌周辺で観光地に行くよりも北海道の自然を実感したいと思うなら是非一度「野幌森林公園」を訪ねて見てください。そして冬ならやはり歩くスキーがおすすめです。自然ふれあい交流館でカンジキや歩くスキーの貸し出しがあれば本当は良いのですが、残念ながら今のところそんなサービスはないようです。

北海道の雄大な自然を身近に体験でき、色々な生き物があなたとの出会いを待っていることでしょう。

※画像は一部イメージです。

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