根室流氷ウォッチング

北海道はとにかく広く、1度や2度の旅行ではとても北海道を知り尽くすことができないことが分かった。
そこで今回、有人の日本最東端である納沙布岬を攻めてみよう。
週末に有給休暇を絡めて根室旅行に繰り出した。

日本の最東端

・・・やっと根室に着いた・・・
日本の最東端を目指すべく、根室駅に到着。

・・・目指すは納沙布岬。
しかしバスが来るまで1時間ある。
付近をぶらぶらしてみよう。

カニ、カニ、カニ
駅前は花咲ガニの露店だらけだ。しかも安い。
地元では1匹2,3千円で買えちゃうのか・・・地元あるあるだ。

いざ出発

しばらくすると納沙布岬行きのバスがやってきた。
「出発しまぁ~す」
どうやらすでに出発時刻だったようだ。
慌てて飛び乗った。

しばらく外の景色を眺めていたが、一向に景色が変わらない。
広大な畑がずっと続いている。
・・・これが北海道の広さか・・・

歯舞

「次は歯舞、歯舞~」
と、運転手のアナウンス。
・・・歯舞!?
歯舞といえば、たしか北方領土だったはず。

恐る恐る運転手に聞いてみると、ここは元々歯舞村で、歯舞群島は歯舞村に属していたとのこと。
だからこの歯舞地区が元祖らしい。

テーマは流氷

「ところで、お客さんは納沙布岬に行きたいの!?」
突然、運転手に聞かれた。

・・・ええ。
「今の時期、納沙布岬は何もないかもなぁ・・・」

・・・そうなんですか・・・!?
「あ、流氷だったら見られるよ。」
これでこの旅のテーマが決まった。

納沙布岬

しばらく進むと、前方に灯台のようなものが見えてきた。
「次は終点、納沙布岬~」
・・・やっと着いた
喜び勇んでバスを降りた。

だだっ広い通りの周辺に建物がポツン、ポツンと建っているだけだった。
おまけに、冷たい風がピューピュー吹いている。
東京で3月の中旬といえばかなり風が暖かいが、ここは根室。
寒風吹き荒れる中、日本最東端の灯台に歩みを進めた。

日本最東端

ここが日本最東端か・・・
しかしバリケードがあって中に入れない。
ここは灯台。
観光施設ではない。
しかし、周りには何も遮るものもない。
灯台に上らずとも視界はバッチリだ。

沖にはバカでかい流氷がゴロゴロしている。
よく目を凝らすと、何か黒っぽいものが幾つか動いているようだ。

なんだろう!?

何かよくわからないまま、しばらく見入っていた。

カニが食べたい

・・・しかし、さぶいなー
あまりの寒さに耐え切れず、どこか建物の中に入ることにした。
・・・おっ、カニラーメン!!
ちょうど「カニラーメン」の看板が目に留まり、「鈴木食堂」に入った。

メニューを見ると、サンマ丼がおすすめらしい。
・・・でもやっぱり、カニだよね!?
・・すいません、カニラーメンを1つ!!
※現在カニラーメンはメニューに無い様です。

「はいよ!」
威勢のいい声が返ってきた。

「はーい、お待たせ!!」
半分になった花咲ガニがラーメンの上に乗っている。
贅沢この上ないラーメンだった。

オーロラタワー

カニラーメンを十分に堪能して鈴木食堂を後にしたが、帰りのバスはまだ30分くらい先だ。
周りを見渡すと、バス停の近くに塔が見える。
そこはオーロラタワーだった。

中は資料館になっていて、アイヌ民族の生活の様子が描かれていた。
その後、2階の展望台で望遠鏡を覗いてみた。
アザラシが流氷の上で寝転がっていた。
・・・こんな風景、テレビでしか見たことないよ!?
これが自然の雄大さかもしれない。

望遠鏡の先には

さらに遠くを見てみると、うっすらと大きな陸地が見える。
国後島だ。

へえ、国後島まで見えちゃうんだ!?
歯舞群島のみならず、国後島も望遠鏡なら見えるのだ。
近くて遠い島。
思いに耽っていると、帰りのバスがやってきた。

だから旅行はやめられない

納沙布岬には、テレビでは伝わらないリアルが広がっていた。
「百聞は一見に如かず」とは、まさにこのことだろう。
だから旅行はやめられない。

※画像はイメージです。

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