生まれ変わる道内最古の「市立室蘭水族館」

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らんらんランみんなの水族館―。道内最古の水族館である市立室蘭水族館(室蘭市祝津町)は今年70周年。建物の老朽化は進むが、展示されている魚類に同館飼育員が星でつける「旨いレベル」がSNSで話題に。
今年4月には地元の新聞社がネーミングライツで命名権を取得。地元のシンガーソングライターがテ-マソングもつくった。多くの市民に愛される施設を守ろうと、官民一体で取り組みが進んでいる。

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噴火湾の縮図

 市立室蘭水族館(室蘭民報みんなの水族館)は、ロックフィッシュの聖地として有名な「噴火湾の縮図」である。噴火湾に生息する魚の生態を学ぶ場として、1953年6月21日にオ-プンした。当初は海のすぐそばに建てられたが、近隣の埋め立てが進み、現在はその名残を感じることはない。

アブラボウズの生育に日本で初めて成功。館のシンボルフィッシュにしており、5匹程度が悠々と泳いでいる姿は圧巻だ。暗闇を怖がる子供たちと魚の両方に配慮した館内は、近年青色にライトアップ。開館以降変わらない名物「車窓式水槽」の中には、アイナメ、ソイ、カレイといった噴火湾の仲間たちがいっぱい。魚の生態を記す説明文にも一工夫。

魚類担当飼育員が展示されている魚を食用に別ルートで入手して実食。おいしさを星1〜3で表した「旨いレベル」は多くの人の関心を集め、SNS上で話題となった。室蘭市の魚クロソイの旨いレベルは5。
評価は「晩秋から冬はアブラがノリノリで絶品」とのこと。一般的に食用で流通していない深海魚も実食している。味はやはりイマイチ。この飼育員の体を張ったレポートは食だけではない。クラゲの毒は自ら刺されて強さを検証している。館の指定管理者は室蘭観光協会。

ショーでSNSで映える海獣たち。

 同館は海獣も人気だ。現在展示されているのはアザラシ、ペンギン、トドの3種類。全国的にも珍しい名物トドのショ-では、少しお転婆な雌のもぐちゃんが輪投げなどを披露し、観客を楽しませている。また、雌のアザラシ・さつき(17歳)が、銭湯でおなじみの「ケロリン」桶をひれで小刻みに叩き、餌をねだる姿がSNS上で話題となった。

遊具はメリーゴ-ランドにコ-ヒ-カップ、観覧車と真新しさは正直ない。それでもトドの声を聞きながら、ゆっくり動く豆汽車にのるとほっとする。この素朴さが落ち着くのである。

4世代にわたって受け継がれるストーリーこれからも

70歳となった同館の建物は年季が入っている。最盛期は16万人ほどいた室蘭市民は、いまや半分以下となった。平日はほとんど人がいないのが現実である。しかし職員たちの闘志は燃え尽きていない。現在は地元新聞社がネ-ミングライツを取得。「室蘭民報みんなの水族館」として、SNSやQRコ-ドを生かした

魚の紹介など、時代に合わせたPRを精力的に取り組んでいる。「4世代にわたり受け継がれるストーリー」。4月に完成したテ-マソングには、末長い発展をの願う市民の思いがよく表れている。

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