おいでませ室蘭へ

私の地元は室蘭です。特に観光地として有名でもなく、一日他も占めるメジャーな施設もありません。
しかし、東日本最大規模のつり橋である「白鳥大橋」や「製鉄工場のライトアップ」など、見たり体験したりをしてみると結構楽しという場所も多数あります。
あまり知られていない室蘭の楽しみ方を知っていただけたらと思います。

目次

室蘭には東日本最大級の吊り橋がある

室蘭はカタカナのコの字のような形をした地形で、端と端の行き来には1時間近くかかります。
その移動距離の短縮として作られたのが白鳥大橋です。

白鳥大橋は東日本の中でも最大級の大きさの吊り橋で、近くで見るとなかなか圧巻ですよ。
地元の小学生や中学生が必ず一度は、写生会で題材にされるほど室蘭のシンボルとなっています。

橋の途中で停車できる場所はないのですが、車で駆け抜けると潮の香りが気持ちよく、天気のいい日には海もキラキラしていてとてもきれい。
雪の時期には落雪の恐れがあるため橋が閉鎖されるときもあるので、夏場に見ていただくのがおすすめです。

室蘭は釣り好きには楽しい街

室蘭は港町、海が身近なので当然釣りも楽しめます。

おすすめは崎守埠頭で、白鳥大橋を横目に釣りを楽しめますよ。
魚の種類が豊富で、投げ釣りからルアー、ベテランから初心者まで幅広い層が楽しめ、市内で一番カジュアルに釣りをするならここです。
よく黒ソイが釣れるので、大物狙いの方もどうぞ!

他にも、西埠頭、祝津埠頭、南防波堤などなど、釣り好きの方にお勧めのスポットがいくつもあり、季節や時間で様々な魚が釣れます。

工場マニアにも愛される室蘭

室蘭は大きく3つの工場があり、昭和後半から平成初期までは日鉄、日鋼、製鉄といわれていましたが、今では会社の名前が変わったところもありますね。
3社とも大きな工場で、特に製鉄と呼ばれた現レイズネクストでは夜のライトアップに力を入れていました。

白鳥大橋のすぐそばなので、海沿いに車を停めて夜景を楽しむというデートも地元の恋人たちには好評。
工場のような錆びた建物も趣があり、写真が趣味の方には工場をめぐるのもおすすめです。

坂道がとにかく多い街

室蘭の土地の特徴として、坂道とカーブがとても多いことが挙げられます。

特に「母恋」と「港北町」には、傾斜が大変急な坂道がいくつかあって、地元の人ですら見つけると「ちょっと行ってみようか」となるほどです。
冬は凍る街なので、坂のてっぺんの家の人たちの生活が心配ですね。
車で訪れた際はぜひ一度往復していただきたいです。

他にも崎守には室蘭発祥となる有名な坂道があり、ふ頭の近く、看板もあるので記念に行ってみるのもおすすめです。

ちなみに、室蘭は交通機関があまり発展していない・・・むしろ衰退している地域なので、車やバイクは必須アイテムとなります。
上りも下りもハラハラする坂道をぜひ体験してみてほしいです。

室蘭といえば焼き鳥

いろいろ回った後は、腹ごしらえに定番の室蘭焼き鳥を楽しんでいただきたい!
「やきとりの一平」「鳥辰」が有名ですが、スーパーでも購入可能なので、疲れたらスーパーで室蘭焼き鳥を購入し、ホテルでゆっくりと楽しむという方法もあります。
たれとからしが有名ですが、塩もとてもおいしいので、ぜひ両方を楽しんでいただきたいところです。

室蘭焼き鳥は鶏肉ではなく豚肉です。
なぜかといえば、昭和のはじめの頃、製鉄工場に務める労働者向けの屋台で焼き鳥が提供され始めました。その当時の事情で養豚が奨励され、豚モツやスズメの串焼きもごちゃまぜに売っていたので、串に刺して焼いて売られているものをまとめて「焼き鳥」と呼ばれるようになったと言われています。

室蘭の両隣には有名温泉地がある

室蘭の地元に温泉はありませんが、右を向けば登別温泉、左を向けば洞爺湖温泉。
どちら有名な温泉地のため、室蘭の人はわざわざ温泉に入るために遠出をするということはあまりしません。

室蘭を堪能した後の帰りがけ、函館方面からの方は洞爺湖温泉、札幌方面の方は登別温泉で疲れを落として行くのもいいですよ!

いかがでしょうか

室蘭には万人受けする魅力はありませんが、行けばそれなりに楽しい場所なのです。
北海道で有名な観光地を回りつくして少し変わった楽しみ方をしたいと考える方に、ぜひ室蘭を候補に入れていただけたら幸いです。

※画像はイメージです

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