森町に行って「いかめし」を買おう!

私は北海道の函館にいくと、まず食べたくなるのが「いかめし」。
函館で買うのはまあ普通でしょうが、実は穴場があるのです。

それは森町にある、阿部商店の「いかめし」。
その魅力をお伝えしていきます。

目次

森町の特別ないかめし体験

森町は函館にほど近い場所に位置した町で電車で40分ほどでいけ、現在でも「いかめし」だけの為に通う人が多くいます。
この「いかめし」の魅力は、味意外にも販売形態にもあります。

今の若い人は知らないかもしれませんが、昔は駅のホームで弁当が販売されていた時代があります。そう聴くと今でもキオスクなどで販売しているではないか!という人もいるかもしれません。

ホームで売っているという事には間違いなのですが、しかしその形態は全く異なっていて、電車に乗っている人が車内から直に購入ができるように、店員が首からさげたカゴに弁当を入れて持ってきてくれるのです。

夏季限定のみのとなりますが、このノスタルジックな立ち売り販売の形態を楽しむだけでも中々できない経験なのです。

いかめしとは?

いかめしとはどのようなものなのでしょうかといいますと、いかの胴にうるち米ともち米を合わせたものを詰めて、甘いタレで炊き上げた料理です。

なんだそれだけか?と思うかもしれませんが、実際に食べてみるとかなり美味しいことが分かります。
そもそも函館近郊の海で獲れるいかは栄養満点で、最も美味しい状態で漁獲されるため身も大きく甘みが抜群なのです。

それを車内から景色を眺めながら味わえるため、国内外問わず多くの人が訪れているのです。

いかめし阿部商店がお薦め!

最もおすすめなのは阿部商店のいかめしです。
はかつて旅館を経営していたのですが、1903年に森駅が開業し多くの人の乗り降りが行われるようになりました。

それに目を付けた当時の経営者は、駅のホームで駅弁を販売することを決意し、当初は幕の内弁当を販売していました。売れ行きはそこまで悪くはなかったのですが、戦争となり米が不足してしまい、いかが多く漁獲されることに注目し、米を節約してた商品として、第二次世界大戦中の1941年に「いかめし」を発売しました。

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そして何と言っても手軽に食べられるその大きさと、腹持ちの良さが評判になり現代まで続く名物になったというわけという事らしいです。

阿部商店のいかめしは通常2つ入っていますが、小さいなと感じた場合には3つ詰めることもあります。
時間が経過しても品質があまり落ちないため、例えば昼に駅で購入して夜に小腹が空いたときに食べるのも悪くはありません。

もし北海道、特に函館に行く機会があれば、阿部商店のいかめしをぜひともご賞味ください!

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