小さな子連れでも負担なく楽しめる、札幌市の円山動物園

2019年の5月、ゴールデンウィーク真っ只中、「ゾウ舎」がオープンしたと聞いて北海道札幌市にある円山動物園に行ったときの話です。
北海道で動物園といえば旭川市の旭山動物園を思い浮かべる人が多いと思いますが、今回レポートしたいのは札幌市にある円山動物園です。

目次

円山ってどこ?

札幌市の円山という地域は、大通り公園やさっぽろテレビ塔もある中央区に位置しています。
北海道の代官山とか青山なんて言われている閑静な街なのですが、お花見でお馴染みの円山公園や北海道神宮もあり意外と観光できる場所なのです。
札幌市営地下鉄東西線沿線のため、「円山公園駅」で下車すればあとは案内に従って進むだけで、とてもわかりやすくなっています。

旭山動物園と何が違うの?

北海道=旭山動物園という人もいるかと思いますが、実は旭山動物園の動物が約110種なのに対し円山動物園は166種と円山動物園の方が多くの動物を見ることができます。
敷地面積でいえば旭山動物園が151,998.56㎡、円山動物園が10,000 ㎡ということで旭山動物園の方が広いです。

園内の高低差ですが、旭山動物園は「旭山」にある動物園なので思ったより高低差があり、小型のバスが園内を周回していますが、一日見学すると疲れ切ってしまいます。特に小さい子供は体力的にちょっと厳しかったりします。その点、円山動物園はそれほどの高低差は無く、運動公園に遊びに行くぐらいの体力の消耗で済むように思います。

そして、どちらも独自の展示施設を開発しており、生き生きとした動物の姿が見られるので甲乙つけがたいところですが、アクセスの良さを考えれば円山動物園の方が観光客や小さいお子さんを連れた家族にはハードルが低いのではないでしょうか?

・円山動物園のおすすめは?

円山動物園のおすすめと聞かれたら、真っ先に思い出されるのが「ホッキョクグマ館」です。
特殊なトンネル型の展示になっており、まるでホッキョクグマが泳ぐプールの中にいるかのような体験ができます。

そしてなんと、アザラシとホッキョクグマが一緒に泳いでいるように見える細工がされています。
もし本当に一緒にしてしまばアザラシはホッキョクグマに食べられてしまうのですが、トンネルから頭上を見上げるとアザラシが自由に泳ぎ、その中をホッキョクグマが歩いているようなとても神秘的な光景です。

お客さんはみんなカメラをかざして、ワーワキャーキャーと嬉しそうに歓声をあげていて、子供からお年寄りまで、みんなが笑顔になれる施設として大人気です。

新施設オープン

そんな楽しい円山動物園ですが、2019年3月12日に「ゾウ舎」がオープンしました。メディアでも大きく取り上げられていたのですが、ミャンマー連邦共和国からアジアゾウ4頭がやってきました。

このゾウ舎ではゾウたちが天井から吊るされた干し草の玉に鼻を伸ばしたり、壁に開いた穴から餌を取ろうと鼻を器用に出し入れしたりと普段は見ることができない繊細な動きを間近で見ることができます。

大きなプールで水浴びをしている姿は大迫力です。施設内にはベンチに座っってゆっくり観察できるポイントもあり、写真をとったりスケッチをしたりと各々の楽しみ方もできます。
やはり子供達には大変好評なようで、ガラスに張り付くように目を輝かせて眺めている子もいました。

食事や休憩も安心

円山動物園内にはゆっくりと座って休める飲食店やコンビニもあります。小さな子供がいても屋内で涼むこともできますし、スナックのような軽食からラーメンまで幅広く選択肢がありますので安心です。
いたるところに自動販売機や施設ごとにトイレもあるため、あちこち探し回ることもなく済みます。

また、園内には大きな公園もあり子供を思いっきり遊ばせることもできます。この公園には屋根付きのベンチもあり、子供から目を話すことなく休むこともできますので一日中家族全員で楽しむことができると思います。

まとめ

このように円山動物園は老若男女誰でも気軽に楽しむことができます。
園内の設備もきめ細やかに配慮されているので、家族連れ、カップルなどなど、どんな人でも安心です。
北海道に来た際は是非一度行ってみてください。

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