まりもって植物?生物?

まりもというと緑色でフワフワしている姿が印象的ですよね。
北海道のお土産としても人気で、購入した経験があるかたも多いのではないでしょうか?
でも、まりもっていったい何なの?

そう思っている方に、まりもの生態について、調べてみましたのでご紹介いたします。

まりもとは?

そもそも「まりも」とは、アオウミソウ科に分類される「藻」の一種。つまりは公園などの池にある、あの緑でポヤポヤした水草みたいなものなんですね。
大きな緑の球体に見えるものは、太さ0.05〜0.1㎜長さ0.5〜3.5㎝程の小さな藻が集まったもので、元々岩や小石にくっついていたものが剥がれ落ちて一つに絡まりあったものなのです。

ほとんどの方は、お土産物屋でケースに入って売られているまりもしか見たことがないと思いますので、小さくてかわいらしい物だとおもうでしょうが、大きく育てば直径30㎝にもおよぶマリモもあります。

日本国内においてマリモは6道県の湖や沼で確認され、「絶滅危惧種1種」に指定されています。
このうちマリモが大きな球状の集合体を形成するのは阿寒湖と小川原湖だけで、阿寒湖のまりもは、国の特別天然記念物に指定されています。

マリモの寿命というと、驚くべき事に300年と言われ、野球のボールほどの大きさに育つまで150年かかるとも言われています。

まりもの育て方

マリモは光合成をして大きくなります。
マリモは無性生殖する植物ですので、1つのマリモで細胞分裂を繰り返し少しづつ大きくなっていきます。

涼しい環境を用意し、水質をきれいに保つことが大切です。
水温を10度〜20度にします。30度を超えると枯れてしまいますので、夏場は冷蔵庫などを使って水温を安定させましょう。

直射日光には当てない様にし、部屋の明るさで育てます。
水質は汚れる前に取り換えるようにし、水交換の際は水道水で構いませんが、カルキ抜きをするとさらに良いです。

水が濁っただけでもマリモは弱ってしまいますので、清潔な環境で育ててあげてくださいね。
マリモの色が白、黒、茶色に変わってきたときは、コンディションが悪くなった状態ですので注意が必要です。

お土産で売られているのは実は・・・

天然のマリモは、厳重に保護されており市場に出回ることはありません。
調査など特別な権限がない限り、法律的にも採集はできません。

お土産などで販売されているマリモは、輸入した藻等を丸く丸めたものです。
しかし、天然ではないものの同じ「藻」であり、生き物に違いはありません。
大切に育ててあげてくださいね。

さいごに

可愛い見た目と不思議な生態をあわせもつマリモですが、マリモの奥深さを知ることで、国内におけるマリモの大切さも知ることができました。
阿寒湖にある天然のマリモは一度は見る価値ありです。
阿寒湖に行って天然のマリモを見た後は、お土産用のマリモを購入してご自宅で育ててみるのもいいですね。

フワフワ優しく揺れるマリモに癒される事間違いありません。