日本各地でその地域特有のデザインをされた「ご当地マンホール」
ここ数年でブームとなり、2016年から「ご当地マンホールカード」が各地で配布されるようにもなりました。北海道にもその地域独特なデザインのご当地マンホールがありますのでいくつか紹介したいと思います。

目次

北海道と言えば?!生き物のデザイン

2016年に函館を旅行した時に道を歩いていて偶然見つけたのが「イカ」のデザインマンホールです。
かわいい!と思わず写真を撮ったのがご当地マンホールを認識するきっかけでした。イカは函館市の魚と制定されていて、1988年(平成元年)に函館市で初めて設置されたご当地マンホールです。とても函館っぽさが出ていて旅先で見つけたらうれしくなりますね!

他にも、北海道ならではの「生き物」がデザインされたマンホールの蓋があります。

小樽市の「ラッコ」は1987年(昭和62年)にその当時おたる水族館で人気のあったラッコの親子がデザインされたそうです。実はこのラッコの蓋はだんだんと減っている貴重なデザインなのです。

2014年に「水道創設100周年及び下水道60周年記念事業」の一環として「小樽運河」がデザインされた蓋が新しく作られ、順次切り替わっているのです。小樽の街で見つけたらぜひ写真に撮っておきたいですね!

次に、釧路市の「タンチョウと幣舞橋の夕日」です。1987年に特別天然記念物タンチョウの生息地である釧路湿原が国立公園に指定されたのを記念して1989年(平成元年)に設置されました。世界三大夕日のひとつに数えられる幣舞橋の夕日とタンチョウが描かれ、まさに釧路ならではの風景です。

北海道の美しい風景のデザイン

道内の観光スポットとなっている美しい風景をデザインされたものも多くあります。

阿寒湖温泉街で見つけた阿寒湖の風景が盛りだくさんのデザインです。阿寒湖といえば「マリモ」と湖に浮かぶ「遊覧船」その背景には「阿寒岳」が描かれています。

室蘭市でみつけた「地球岬」の蓋には、海抜130mの断崖の上にある「チキウ岬灯台」と太平洋、水平線を登る朝日がデザインされています。
「北海道の自然100選」で第1位に選ばれる地球岬は、展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地です。元日には初日の出を参拝しに多くの人々が訪れることもあり、日の出の様子が特徴的なデザインになっています。

阿寒湖のマンホールの蓋はカラーリングされていますが、このようなカラーマンホールは観光地の歩道などによく設置されているようです。また、観賞用として展示されているところもあります。
カラーマンホールは雪で滑りやすくなったり、除雪作業で傷ついてしまうことから冬期間には従来のフタに変えられているところもあるそうです。道内を散策中に道でカラーマンホールを見かけたら、期間限定で貴重なこともあるかもしれません。

こんな変わり種のデザインも

北見市の「カーリング」がデザインされた蓋です。2018年の平昌オリンピック冬季大会で女子の「LS北見(現ロコ・ソラーレ)」が銅メダルを獲得したことを記念して制作され、2019年から設置されたものです。
このオリンピックで北見市出身の男女の選手がカーリング競技で活躍し、日本中に「カーチングのまち北見」が広く知られました。カーリングの聖地ならではのデザインです。

全国に展開中のポケモンマンホール「ポケふた」

子供からファミリー層、外国人にも人気のコンテンツ「ポケモン」が描かれている「ポケふた」が2021年7月7日に7枚増え、道内で26枚になりました。全国では180箇所以上設置されており、その地域の景観とともにポケモンが描かれている世界に1枚しかないオリジナルデザインです。

たとえば、女満別空港のある大空町のポケふたは空を飛ぶポケモンがデザインされています。これはポケモンファンなら見に行きたいし、ファンならずともどんなデザインか見てみたくなりますね!

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おわりに

いかがでしょうか?このようなデザインマンホールは世界的にも日本は珍しく、外国人観光客にも喜ばれているそうです。
また、マンホーラーといってマンホールの写真を撮ったりマンホールカードを集めるために旅している方もいるとか。

デザインの背景や歴史に触れるとその気持ちもわかる気がします。道内を旅する時はぜひ足元もチェックしてみてください!

 

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