北海道の未確認生物「クッシー」つてほんと?

2023年8月、英国スコットランドでは約半世紀ぶりにネス湖で「ネッシー」の大捜索が行われました。
ネッシーと言えば、元祖未確認生物(UMA)ですよね。

同様に北海道の屈斜路湖(くっしゃろこ)でも未確認生物が目撃されて、一時期ブームを巻き起こしたこともあります。
その名は「クッシー」。

目次

クッシーとは?

時は1973年、北見から藻琴山へ遠足に来た中学生達が、屈斜路湖の湖面を泳ぐ未確認生物を発見。
生徒と先生あわせて約40人が目撃したことから信憑性が高いとなり、ニュースや新聞で全国的に報道されました。
それからというもの取材が殺到し、クッシーをこの目で見ようと多くの観光客が屈斜路湖を訪れ、結果としてブームとなり「クッシー」は観光資源となっていったのでした。

「クッシー」の目撃情報は、1972年から1997年までの間に多数の目撃情報があり、一番最初に目撃情報を報告したタクシードライバーによって撮影もされています。
しかし目撃情報は段々と少なくなり、ついに噂すら聞かなくなったのです。
果たして「クッシー」は本当に存在するのでしょうか?

クッシーとはどんな生物なのか、改めて目撃された情報を集約すると・・・。

・大きな三角形の2つのコブを持つヌメヌメとした全長20メートルほどの体
・馬よりも大きい銀色の頭部、銀色の目を光らせた焦げ茶色の顔
・モートボート程度の速さで移動し、大きな音をたてて水中に潜っていった

これだけで判断すると、中生代の海棲爬虫類のようにも思えます。

「クッシー」の存在

この屈斜路湖には「大きなヘビが住んでいる」という、アイヌの伝説がまことしやかに存在するのです。

明治時代にこの土地にやってきた開拓民が、先住のアイヌから「湖の主を見ても誰にも話してはならない。話すと災いが起こる」と聞かされ言い伝えられ、アイヌたちの間では地震が起こると「湖の主のたたり」と恐れていた。
この「クッシー」とおなじ生物であるかは不明ですが、太古からなにかしらの巨大生物がいた事には間違いありません。

はたして、本当にクッシーはいるのでしょうか?!
クッシーの正体について、「イトウ・アメマス説」「御神渡り説」「首長竜生き残り説」の3つの説が有力視されています。

「イトウ・アメマス説」に関して言えば、屈斜路湖は周辺の温泉から強酸性の水が流入する酸性の湖。環境に適応できても大きく育つ条件ではない。

「御神渡り説」の御神渡りとは、冬の低気温で凍った湖面が割れる現象。冬のみの目撃であれば考えられなくもないですが、目撃された時期の殆どが春から夏にかけて。つまり論外です。

最後の「首長竜生き残り説」ですが、米軍が世界中の未確認生物(UMA)を調査しているという話があり、米軍に依頼された自衛隊が屈斜路湖を極秘で調査したという噂があるのです。

そこでクッシーの撮影に成功、判明した正体は、「タリモンストラム・グレガリウム」。ネス湖のネッシーと同じく、古生代の海に棲息していた生物。
この話はここで終わらず、なんとその自衛隊の撮影者はクッシーに食べられてしまい、事故による殉職と処理されたとか。公式に発表されてはいませんが、この話が本当ならば、なんと恐ろしいことでしょう。

仮に本当の話であれば、次の犠牲者を出さない為、証拠の隠蔽の為に米軍が秘密裏に駆除してしまったとも考えるのが妥当ではないかと思います。
ただ知る術もなく、真相は不明のまま・・・・。

クッシーの正体は謎のままが1番楽しい!

いかがでしょうか?
クッシーの真実・・・気になりますよね?!

アイヌの人々は自然を神とし、多くの自然現象を神々の起こす物として言い伝えられてきました。
そして、カッパとか天狗とか、怪異の存在っていうやつ日本人はわりと好きですよね?!
クッシーは謎のまま、想像したり考察したりするのが楽しいのかも知れません。

いずれにしましても、屈斜路湖畔のレストハウスでは、クッシーの大きな人形が展示され、かわいいクッシーグッズがありますよ。
みなさんも噂の真相を確かめるため、クッシーを目撃しに屈斜路湖へお越しくださいね!

この記事いかがでした?
良かったイマイチ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

\ コメントくださ〜い /

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次