道内には老舗の酒蔵がいくつもありますね。
道北地方で有名なのは、旭川の男山酒造、高砂酒造。新十津川の金的酒造。
そしてもう一つ。北海道の最北にある酒蔵が、増毛町の國稀酒造です。
歴史も古く、創業は1882年。
歴史を感じさせる建物は、増毛町の「ふるさと歴史通り」に面して佇んでいます。
お酒だけではない魅力がいっぱい
入り口もまた重厚な作りで、趣もあって、引き込まれる感じです。
中に入るとお酒の瓶がズラ―――っと!!ってな感じを想像していたのですが・・・
なんと、最初に目に入って来たのはステーショナリーグッズのコーナー。
スタッフさんの趣味なのでしょうか。
様々な種類の素敵な封筒や便箋その他が並べられていました。
そしてこちらは、果物の産地でも有名な増毛町産のリンゴや梨の果汁を使った炭酸水です。
「酒袋」なんてものもありました。
とてもカッチリした作りで、写真の様に一升瓶二本を入れて持って歩けるものも。
写真上の方に写っているのは、増毛にひっかけた「スカルプローション」♪
歴史的建物の秘密とは・・・
國稀酒造の建物は歴史的建物だけあって、映画のロケにも使われています。
店内の座敷の部分には、健さんの写真も。
こういう階段も、時代を感じさせる重厚な作りですよね。歳を重ねた色合いがまたいい。
許可を頂いてあちこち写真を撮っていたら、スタッフのかたが、
「建物はやはり古くなっていたむ箇所も出てきますので、リフォームせざるを得ません」
との事。いや、それはそうでしょう。修繕は必要です。
続けて、「で、リフォームの後は、古く見えるように着色しているんです」
一瞬???となりましたが、それも当然の事ですよね。
リフォームしたところが白木のままでは違和感満載ですもんね。
スタッフさん、とても正直なかたです。
いつになったら酒が出て来るんじゃい!!
國稀酒造に来てるのにいつまでたっても酒の話が出なくてイライラしているあなた。
ここからですから。
國稀酒造のお酒は、吟味した酒造米と、暑寒別岳連峰の伏流水、そして伝統の技が生かされて出来上がります。
ちなみに、暑寒別岳連峰の伏流水は、お店の横で頂くことも出来ます。
さあついにやってきました。酒造り職人が丹精込めて作ったお酒がこちら。
ジャーーーン!!
壮観ですなぁ♪ ズラリと並んだ銘酒の数々。
お酒が好きな私も、当然一本仕入れさせて頂きました。
北海道酒造好適米「吟風」使用のこちら!!
冷やが美味しい「純米・吟風國稀」です。
あっという間に無くなってしまいました。
國稀酒造では、買い物以外にも施設見学や試飲コーナーで試飲も出来るのですが、なかなか収束しないコロナ禍の為に色々と制約もあり、私自身も密になる事は避けたいので、そちらの取材はまた次回のお楽しみにしました。
いや~、お酒、もっと沢山買ってくればよかったなぁ~
増毛町 國稀酒造 の施設情報
住所:増毛郡増毛町稲葉町1丁目17
TEL:0164-53-1050(売店直通 0164-53-9355)
営業時間:9:00~17:00
休業日:年末年始その他
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