香雪園のみどころ

湯の川温泉街周辺に位置する高台は「見晴公園(みはらしこうえん)」と呼ばれ、4万坪を超える広大な敷地に野球場や遊具、ゴルフ場など複数の施設が設置されています。

その中にあるのが北海道で唯一の国指定文化財庭園であり、秋に見られる美しい紅葉で特に有名な場所が今回おすすめする香雪園(こうせつえん)です。

歴史と概要

「名勝旧岩船氏庭園」とも呼ばれる香雪園は、呉服商として身を起こしたかつての市内有数の豪商・岩船家が明治中頃(1890年代)に造成した庭園で、当時の商売繁盛に対する恩返しとして1927年から市民に無料で開放されるようになりました。

その後函館市との間に結ばれた無償賃借契約と都市計画決定を経て、1959年に市が全土地を買収し現在に至りますが、2001年には文化財保護法に基づく「名勝」として指定され、北海道唯一の国指定文化財となりました。

おすすめや感想

庭園で最大の魅力は、函館を象徴するような言葉としても知られる「和洋折衷」と呼んでも差し支えないほどバラエティに富んだ建物のある園区です。

洋風に見える煉瓦造りの温室や、和風の茶室様式を取り入れた書院造の園亭など、敷地内に異なった印象を与える建物が点在しています。
建物意外にも園内は自然に満ちており、春は100本近く植樹されたソメイヨシノ、夏に見られる清流のホタル、秋は有名な非常に美しい紅葉、冬は雪に覆われて白く染まった庭園など、四季折々の絶景をそれぞれ楽しむことが出来ます。

アクセス

アクセスについては注意が必要で、早く行けるのはレンタカーやタクシーで約15分、公共交通機関では路線バスで行くことが出来ますが、少々曲がりくねったルートでの運行となるため時間は長く40分ほどかかり、香雪園バス停から徒歩1分です。

また、脚に自信のある方は湯の川温泉街からも30~40分ほどで歩いて行くことも可能です。雪の積もった冬場はおすすめできませんが、それ以外の季節であれば候補の一つとしていかがでしょうか。

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