「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」へ行ってみた

昭和に生まれ、青春時代を昭和で過ごした東京の伯母さん、好きな映画は山田洋次監督作品の「男はつらいよ」。
久しぶりに北海道へやってきたのですが、夕張の「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」に行ってみたいとお願いされました。

「幸福の黄色いハンカチ」という映画のロケ地であり、今で言うところの聖地らしく、伯母に付き添いスポットを訪れることになりました。

目次

映画「幸福の黄色いハンカチ」とは

「幸福の黄色いハンカチ」とはどんな映画かと調べてみると・・・。
山田洋次監督で、高倉健さん、桃井かおりさん、武田鉄矢さん、倍賞千恵子さんと私でも聞いた事のある有名な俳優さんが出演。
それぞれの思いが交錯するなかで、ある事を確かめる為に夕張へ向かうという・・・いわゆるロードムービー。

撮影当時のロケセットを公開しているのが想い出ひろば・・・ただ、この作品は未視聴です。
知っているのは、黄色いハンカチがなびいているシーンをテレビ番組で観たことはあるぐらいです。

幸福の黄色いハンカチの想い出ひろば

ひろばに到着して最初に目に止まるのが、青い屋根の可愛らしい古民家。
元は理容院で当時からある建物らしく、撮影当時は撮影スタッフの待機所として使われ、今は改装されてカフェ兼チケット売り場となっています。

店内は昔の石炭ストーブが置かれたオシャレな空間、オリジナルブレンドコーヒー等のソフトドリンクの他、夕張名物らしい石炭風などらやきの「たんどら」が味わえます。

思い出の家

さてここから、ところどころ舗装が剥げた砂利道を50mほど進むと、ロケ地の炭鉱住宅が並ぶ「思い出の家」に到着です。
手前の玄関・・入り口には黄色いメモ用紙のような紙がびっしり、室内に入ると床、壁、天井までが黄色い紙で埋め尽くされています。
いったいなんなのか?と思えば、その黄色い紙には来訪した人がメッセージを書いて、貼り付けたものでした。
映画に関する感想や来場した感想などが目立つなか、願い事を記載していたりと、何でもありなメッセージが部屋を埋め尽くしています。

どうも「幸せの聖地」として、黄色い紙に思いを込め積み重ねていくのがコンセプトの展示なようです。
今は亡き高倉健さんがこの場にいたら、どう思うのだろうかと伯母がポツリと呟いていました。

映画の小道具展示

黄色い部屋を抜けると、撮影で使われた物ではないようですが映画で鍵となる車「ファミリア」が置かれ、映画で使われた小道具や名場面パネルが展示され、奥には炭鉱住宅の再現部屋があります。
ネットで調べると、高倉健さんと倍賞千恵子さんの等身大人形があったとか。

展示品を観ていると映画を観ていなくても大体の雰囲気やストーリーが伝わってきて、いったいどんな映画なんだろうか?と視聴したくなります。
それにしても劇中内のワンシーンのパネルで、高倉健さん、桃井かおりさん、武田鉄矢さんの三人が写っているものがあるのですが、皆さん若い!

なびくハンカチ

炭鉱住宅が立ち並ぶ道をテクテク歩くいていくと端っこに開けた広場が現れ、そこには映画と同じ黄色いハンカチが風になびいています。

伯母はすごく感動しており、映画とその当時、まだ若かりし伯母の青春時代の話を語ってくれます。
もし映画を観ていたら、もうすこし想いを共感できたのに・・・と少し後悔したような気持ちでした。

「幸福の黄色いハンカチ」を観てからの見学をオススメします。

※画像はイメージです。

この記事いかがでした?
良かったイマイチ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

\ コメントくださ〜い /

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次