北海道の買い出し事情

子供たちが小学生の頃に関東から北海道の千歳市に転勤し、食文化やいろいろな生活で本州とはいろいろと違って面白い経験をしました。
その体験談をちょっとばかりお話します。

目次

北海道の距離感覚

都市部には大体イオンが出店、札幌にはコストコもあり基本的には困ることはありませんが、とにかく北海道は広くて都市と都市の間が遠いので、ガソリン高騰の折り、一度に10~30キロとかを走るのはもったいないと思って、週一まとめ買いを心がけていました。

面白いのが街道沿いにあるイオンなどの看板ですが、ここから「〇〇㎞」という単位がおかしいです。
二店舗の真ん中あたりに設置した看板の片方には「A店舗まで○○㎞」、裏側には反対の「B店舗まで○○㎞」と書かれ、その距離が20~30㎞、場合によっては100㎞超と関東では信じられない距離。

日常の買い出しが、子連れのちょっとしたドライブやレジャーになることも当たり前?
まだ千歳だったらかよかったものの、100km離れたイオンは想像がつきません。仮に東京からだとすると沼津、甲府、前橋あたり・・・買い物ではなく一泊旅行の気分ですね。

道民の生命線「セイコーマート」

観光などで都市部を離れると、道民の生命線ともいえるコンビニのセイコーマートがとても便利でした。
今でこそ関東地方にも出店してきて、だいぶ知られるようになった通称”セイコマ”も、その頃は北海道内の展開が中心。
広大な駐車場を備え、そして僻地の買い物難民に手厚いサービスを提供してくれていました。

今も不景気でスーパーが撤退して困った自治体に誘致され、村有地に出店するなど道民の生活に欠かせないコンビニになっています。
普通に肉や魚、野菜などの生鮮食料品も並んでおり、ほぼスーパーの位置づけですね。
今季話題のドラマ「PICU」でも”稚内のセイコマ”が映っていて、実は茨城の店舗でロケをされていますが、見る人が見れば「すごい北海道」感を味わえる映像になっています。

北海道の美味しいもの

さて北海道は何が美味しいのか・・・というと海産物、乳製品、スイーツ、ジンギスカン、ラーメンなど、様々なものが思い浮かびますが、私が地元の人に教えてもらって意外だったのが「北海道は豆が美味しいから、美味しい納豆が多いんだよ」ということ。

複数のネイティブ道民の方が同じことを言っていたので、いろんなスーパーに行くたびにいろいろと買って試してみました。
イオンにも、地元のスーパーにも、セイコマにも、本当に美味しくて、バラエティ豊かな納豆が並んでいます。

特にお気に入りだったのは黒豆の納豆で、ワサビ風味のたれが美味しくて今でも忘れられません。
関東に転勤で戻ってきてからは北海道物産展を見るたびに納豆を探して買ってみますが、やはりメインストリームの商品ではないためか、北海道のイオンほどのラインナップはなくて、ちょっと残念。
もし旅行に行ったら、ぜひスーパーの納豆売り場をチェックしてみてください。
お好きな方にはたまらない魅力のある納豆が並んでいますよ。

※画像はイメージです。

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