函館 土方歳三最期の地を巡礼

新選組・土方歳三好きとして函館の五稜郭を中心とした所縁の地を巡りました。
幕末に生きた男、新選組土方歳三はその生涯の最期を函館で過ごしました。本土より上陸し、拠点を作り、函館の地を見渡した土方歳三の見た景色を巡りました。

目次

五稜郭

幕末に建築された城郭であり、五稜郭とは実は星型の城郭を表した名称です。函館五稜郭の当時の正式名称は「箱館御役所」で、日本初のフランス築城方式の要塞であると言われて、今は五稜郭公園として市民や観光客から親しまれる公園として残っています。

まずは是非、五稜郭タワーに登って欲しいです。函館全体を見渡すことができるのはもちろん、方角によっては五稜郭全面を見ることができます。当時の御役所を復元した現資料館や堀を見る事はもちろん、5月なら桜、秋なら紅葉、冬は真っ白な雪景色など季節により様々な五稜郭の姿を見ることができます。

タワー内では函館土産を買うことができる売店があり、その売店では土方歳三に因むグッズが数多く販売されています。おそらく土方歳三グッズだけなら函館一の品揃えだと思います。当時使用されていた大砲のレプリカも展示されており、箱館戦争を身近に感じられると思います。

公園内にある資料館にも是非足を運んで欲しいです。当時の箱館御役所を復元した資料館であり、中には当時の人物所縁の品や箱館戦争の資料が展示されております。建物自体の細かな装飾、例えば壁に書かれた猛獣の絵なども魅力的です。
公園は広いので、時間があれば外周を散歩するのも良いかと思います。

函館山

3大夜景と言われる函館の夜景は是非函館山から眺めて欲しいです。穴場は真冬の夜。空気が澄んで夜景がキレイに見え、他の季節より若干人が少ないです。ただし、猛烈に寒いので防寒はしっかりと。ロープウェイの最終便は意外と早いので早めに登ることをおすすめします。

函館山は土方歳三らが箱館戦争の要としていた場所であり。函館山から見渡せば敵の様子が探れ、函館山を背にすれば奇襲の可能性は低いと考えられていました。

土方歳三最期の地

土方歳三は最期、敵の銃撃を受けて亡くなったとされており、その場所には目立たない所に碑があります。
それが函館の総合福祉センター内にひっそりとあり、コアなファンの献花が絶えません。

実はその昔、この碑ができる前はこの総合福祉センターの前にある道路の中央分離帯の緑地スペースに、簡素な石の一本棒でしか土方歳三最期の地である事は印されていなかったとの事。(函館出身の筆者の父 談。現在は無し。)

おそらくそこが最期に倒れた場所の正しい候補地なのではないかと。(土方歳三の最期の場所については諸説あり)
是非、現在碑のある総合福祉センターから、その中央分離帯も眺めて欲しいところです。

最後に

土方歳三が好きな方には是非とも巡って欲しい場所でした。私は函館に行く度に同行者の意見は無視して、毎回この3箇所はマストで訪れます。もちろん海鮮も美味しいし、塩ラーメンも美味しいです。街並みも風情があり、温泉も体が癒されます。

寒さは厳しいけれど、やはり函館を訪れるならオススメは冬です!
ピリっと冷たい潮風を感じながら函館を楽しんで欲しいです。

※本文記事内の写真はライターさんが撮影されたものではなく、イメージ写真となります。

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