北海道の優しい親戚

今からだいぶ前の話です。
私は自分から声をかけられない性格で短大時代に友達がクラスで作れなくて、そのうち体調を崩してしまい大学を辞めてしまいました。
家でぶらぶらしている私を見かねて、母が1週間ぐらい北海道の親戚のところに行かないかと言いました。

私はそれに乗っかって、北海道の叔父のところに行くことにしました。

目次

父方の祖父の実家のある帯広市

まず、最初に父方の祖父のところに行くことになりました。
祖父のいる場所は帯広市で、祖父も叔母も叔父もよくしてくれました。
私は叔母とデパートの藤丸などに買い物に行ったときに、お礼を兼ねて叔母にプレゼントを買ったのを懐かしく思い出します。

また、祖父は定年退職をして暇を持て余していたので、帯広市の緑ヶ丘公園に散歩で連れて行ってくれました。そこはおびひろ動物園や美術館、百年記念館などがあり、地元の人が気軽そうに散歩をしていました。

祖父達は帯広市の「ランチョ・エルパソ」に連れて行ってくれ、店内はすてきで、おしゃれな店でした。
豚料理とソーセージ、地ビールの店で、特にソーセージがおいしかったように記憶しています。

母方の祖母の家のある広尾郡大樹町

私はその後、母方の祖母の家がある大樹町に行きました。そこは帯広市から車で1時間ぐらいかかります。
そこに行くまでに広大な畑と牧場、森が延々と続き、北海道の自然を感じました。

叔父の家は農家だったので、叔母に申し出て、農作業の手伝いもやらせてもらいながら、休みの日には叔父にあちこちに連れていってもらいました。

足寄郡足寄町にある、歌手の松山千春さんの実家や河東郡上士幌町にある然別湖(しかりべつこ)、糠平湖などに連れて行ってもらったのでした。糠平湖へは帰りが夜遅くなってしまい、叔父は車の中で仮眠するはめになってしまって、かえって申し訳なかったです。

母方の叔父の娘の家がある帯広市

この後、農作業が忙しい叔父達に代わり、私よりも12才上のいとこが私の面倒を見てくれました。

いとこは車で空知郡上富良野町の「ファーム富田」に連れて行ってくれました。そこはラベンダーで有名で、内地ではラベンダーは6月ぐらいに咲きますが、北海道では7月ぐらいに咲きます。ちょうど行った時期が7月だったので、ラベンダーは満開できれいだったように記憶しています。

いとこは私のためにカレーを作ってくれたり、北海道は寒いので光熱費がかかるため、銭湯に行くことが多く、銭湯も連れて行ってくれました。

おわりに

大学生活が上手くいかなかった私のために母が考えてくれた北海道行きでしたが、大勢の親戚の人の温かさに触れ、次の年に看護学校に入り直すことが出来ました。

北海道で経験したことは、だいぶ経った今でも思い出すことがあり、私の思い出と心の支えになっています。
文中に出てきたランチョ・エルパソやファーム富田はまだあり、私のお勧めです。
皆さんも一度は行ってみてください。

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