北海道への旅はフェリーで

広い北海道を旅するのに車があると便利ですよね。レンタカーで周る方ももちろん多いと思いますが、もし自分の車で旅できたら・・・それにはフェリーでの旅行がおすすめです!

目次

フェリーとは?

日本でフェリーといえば代表的なのは商船三井フェリーの「さんふらわあ」です。
「さんふらわあ」は白い船体の側面に水平線から昇る赤い太陽が描かれている船です。そう聞くと映像や画像で見たことがある方も多いと思います。

「さんふらわあ」の歴史は、日本高速フェリーから日本沿海フェリーに航路を譲渡した際に社名を「ブルーハイウェイライン」に変更し、船名を「さんふらわあ+地名」に変更して今に至ります。この時に苫小牧航路の船を「さんふらわあ」塗装にしました。

大洗 – 苫小牧航路は商船三井フェリーを設立して移管され、現在の「さんふらわあ」は、ふらの・さっぽろ・しれとこ・だいせつ が就航しています。

北海道へフェリーで行くには?

北海道行きのフェリーは現在6社が運航しています。
青森〜函館(航海時間/3時間50分)の運航は毎日多くの便が出ていますし、八戸〜苫小牧(航海時間/7時間15分〜8時間30分)も1日4便運航しています。

フェリーの運賃は人だけが乗る分の旅客運賃と、乗用車運賃があります。乗用車運賃は車と一緒に乗る時の運賃です。運転手1名分の旅客運賃が含まれ、車の大きさによって運賃が変わります。

つまり、2人以上が1台の乗用車でフェリーに乗る場合は、乗用車運賃1台分と運転手以外の人数分の旅客運賃が必要ということになります。
船内で個室などを利用する場合はそのランクによって料金が上乗せされます。他にも、シーズンによって運賃や便の増減があります。

関東地方からフェリーで行く

茨城県の大洗港から北海道苫小牧港へ1日2便・週12便就航しています。
航海時間は約18〜19時間で、夕方便は大洗港19:45発・苫小牧港着翌日13:30になります。
乗用車運賃は片道29,440円〜、旅客運賃は10,740円〜です。

関西地方からフェリーでは

京都の舞鶴港から小樽港へ1日1便、就航しています。
航海時間は約21時間で、舞鶴港23:50発・小樽港着20:45になります。
乗用車運賃は片道31,200円〜、旅客運賃は10,900円〜です。

フェリーの旅の魅力

フェリーで北海道へ行くには、結構時間がかかりますね!飛行機だと数時間なのにフェリーでは青森から出航する以外は船内で1泊することになります。
でも、フェリーならではのメリットもたくさんあるのです。

  • 自家用車で旅先を周れること
  •  荷物の持ち運びをしなくて済む
  •  ペットルームが設置されているのでペットと一緒の船旅もできる
  •  シャワーはもちろん、大浴場や露天風呂がついている船も!
  •  レストランやアミューズメント、ショップもあります

長い船旅を過ごすための設備は充実しています。しかし船旅のデメリットは、長時間という所ですよね。
でも考えようによっては、寝ている間に移動することもできますし、なにより大海原を見ながらゆっくりするのもたまには良いのではないでしょうか?

船内の客室は、最低料金だとツーリストという大部屋になりますが、仕切りカーテンなど用意されています。
子供連れや女性の1人旅、旅慣れていなくてちょっと心配な方は、個室の客室が良いと思います。アメニティや寝間着なども用意されておりリラックスできますよ!
また、ツーリストに女性専用の区画が設置されている場合もあります。

八戸から苫小牧までフェリーに乗りました!

私は八戸港から苫小牧までフェリーで旅をしたことがあります。

その時は東京に住んでいたので、東京から車であちこち観光しながら八戸へ向かいました。フェリーに乗るまでの観光も、自分の車で好きなペースで移動できるのがとても良かったです。

フェリーで朝八戸を出て夕方苫小牧に着きました。乗っている時間は8時間程です。
その日は海が荒れていたため、大浴場は沖に出るまでしか入れないとアナウンスがあり、海の上のお風呂は外せない!と思い、急いで朝風呂に入りました。
窓の外は大海原!湯船がゆらゆらと波打っている大浴場は貴重な体験でした。

その後、船の中を探検したりしましたが、揺れが激しくなったので部屋に戻りました。座っているよりベッドで横になっているほうが落ち着いたので、ウトウト昼寝をしたりしました。

出航前にコンビニで買ったおにぎりやおやつを食べたり部屋でゴロゴロしていたら、あっという間に着きました。船酔いを心配していましたが、大荒れで揺れていても大きな船だからか不思議と大丈夫でした。

この時は揺れが大きくて船内の施設をすべて満喫はできませんでしたが、たまにはのんびりした旅もいいなと、とてもリフレッシュできました。

おわりに

いかがでしょうか?フェリーに乗ってみたくなりませんか?!私は、またフェリー旅がしたくなってきました!
時間に余裕のある時にはフェリーで北海道旅行もぜひ検討してみて下さい!

※画像はイメージです。

 

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