阿寒湖「まりもクルーズ」を楽しむ

今年(2022年)の9月上旬、銀婚式の記念旅行で北海道の観光地でもぜひ一度は訪れたいと思っていた阿寒湖へ行ってきました。
阿寒湖周辺には、手つかずの大自然がのこっており、向かう道中にもシカが脇道に顔を出したり道中も飽きさせません。
その中でも一番癒された「阿寒湖 まりもクルーズ」をご紹介します。

目次

まりもクルーズとは?

遊覧船は、ホテル街の中心部にある乗船場からスタートし、チュウルイ島のマリモ展示観察センターと景勝地滝口をめぐりながら、所要時間 85分で阿寒湖をぐるりと一周します。

運行期間は5月~11月になり、四季折々の阿寒湖が堪能できます。
乗船したのは9月上旬で、まだ夏の名残を残していますしたが、もう少し時期をずらせば、すばらしい紅葉も楽しむことができるでしょう。

ちなみに冬期間の阿寒湖は凍結し、氷上ワカサギ釣り、バナナボード、スノーモービル等が楽しめるそうです。

クルーズを楽しむ

遠くから戻ってくる遊覧船の到着を、先ほどまで鏡面のようだった湖上がゆらぐ、水面を眺めながらゆったりと待ちます。
アイヌの文様が施された遊覧船に乗り込むとすぐに出発の合図が鳴りました。

往路は湖と雄阿寒岳(おあかんだけ)、雌阿寒岳(めあかんだけ)の二つの山を眺めながら、スピーカーから流れてくるお話に耳を傾けます。
遊覧船から眺める景色は天候に恵まれたこともあり、どこを見渡しても息をのむ美しさです。まもなくすると阿寒湖にある島の一つ、チュウルイ島に止まりました。

チュウルイ島

チュウルイ島にはマリモ展示観察センターがあり、国の特別天然記念物である阿寒湖のマリモがゴロゴロと展示されています。
球状のまりもが群生しているのは世界でたった一か所、この阿寒湖のみだそうです。
まりもの貴重な存在感を再認識させられました。

観察センターは決して派手なものではないのですが・・・。
ただ島を歩いている、ぐるりと一周しているという感覚だけで、何か楽しい気持ちになります。
自分は今、阿寒湖の中の島のひとつに降り立っているんだなあと地味に感動しました。

あっという間のクルーズ

復路はまりもの昭和ソングが延々と流れ、到着するころにはまりもの歌が口ずさめるように(笑)。

阿寒湖は、約15年前の噴火によって誕生した北海道で5番目に大きい淡水湖だそうです。国立公園に指定されていて阿寒湖周辺の森にはシマフクロウ、オオワシ、エゾシカ、キタキツネ、ヒグマなどが生息しているそうです。
遊覧船に乗りながら、彼らがどこかから顔を出さないかなと目を凝らしながら、85分間のクルーズはあっという間に終わりました。
お値段以上にとても価値のある体験です。

※画像はイメージです。

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