寒冷地でDIYのコツ

移住を検討している方の中には、DIYを得意としている方もいますよね?
冬期間の屋外での作業は温暖な地域とは異なり、積雪と寒さがあります。
私の経験から北海道でのDIYのテクニックを紹介していきます。

目次

屋外DIYを行える適切な時期

北海道で内地と同様に快適な作業を行えるのは、地域や場所によりますが4月の後半から10月前半くらいです。
全ては気温が影響し、塗装、セメントを使う作業は元より、接着剤、両面テープ作業が冬の期間では難しく、雪が積もってしまうと完全にアウトと考えてください。

しかし逆の発想として、涼しい季節が多く屋外の作業性は非常に良い。DIYには意外と向いていることも特徴です。

おすすめの資材とは?

木材を使う場合、檜や杉など無垢材を選ぶのをお勧めします。合板を使ってしまうと、冬期間の雪が木材に浸透し、雪解けの季節に入ると湾曲をしたり含んだ水分によって腐食することが多く、ネジ打ちをするとバラバラになることが多いので注意が必要です。

現在では人工木材も入手することができ、樹脂が混ざっている材料だとすれば腐食の問題は起きづらいでしょう。

推奨する塗装のテクニック

例えば、大きめサイズのゴミ箱、目隠しフェンス、ベンチを木材で製作したとて、塗装を施したいと思うでしょう。塗装にも寒冷地ならではのテクニックがあります。

例えば木目を生かしたいとオイルステインを使う場合、物にもよりますがステイン剤は2年も経過すると冬期間の積雪によって黒ずみが出てしまい、再塗装しようとしても浸透している厚みがあることで研磨作業が大変です。
製作する造作物で異なりますが、木目を生かすならば水性ステイン塗料と上塗り塗料、塗り潰しであれば下地塗料から中塗り、上塗りが最適です。

ゴミ箱や物置きなどを作るには天板は木材だけではなく塩ビ板などを貼り合わせておくと耐久性が高まります。ベンチ系であれば塗装後にクリア塗装を最低2回以上を重ね塗りすることが北海道のDIY作業の最善策です。

コンクリートで地面の施工は要注意

アプローチやエントランスをコンクリートで施工している場合ですが、経年劣化で起きたひび割れに、コンクリート用塗料で補修する方もいることでしょう。
コンクリート用の塗料は確かに耐久性に優れているものの、冬の積雪時にプッシャーやスコップ、スノーダンプで除雪作業をしますのですぐに剥離してしまいます。

更に塗料を塗ってしまうと水分が地面に浸透しなくなり、表面が凍結しスケートリンクのようになる事があります。転倒しないように、滑り止め用の塗料を上塗りしたり、強度が高いモルタルつかってコテで塗る方法がよいでしょう。

屋外DIYのまとめ

以上はあくまでも私の経験から方法で、必ずしも正しいとは申しません。
それぞれに工夫して厳しい北海道の冬を乗り切りましょう。

※画像はイメージです。

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