シマフクロウに会える宿「湯宿だいいち」

出張で根室標津に行きました時、取引先の方から摩周湖の東側にある「養老牛温泉」の湯宿だいいちでシマフクロウが見れるから、泊まるといいですよと紹介されて訪れました。

湯宿だいいちに泊まる

シマフクロウといえば動物園以外でその姿はなかなか見ることは出来ませんが、珍しい野生のシマフクロウに会える温泉宿が「養老牛温泉」の湯宿だいいち。
摩周湖の東側の豊かな自然の中にひっそりと佇む、まさに秘境と呼べる温泉宿です。

宿にりスタッフの丁寧な対応でチェックインするのですが、ロビーの大きな暖炉の前で薪の燃える匂いを感じながら窓越しに裏庭を眺め、しばしリラックスした時間が過しました。

お部屋に案内された後、まずは温泉へ。
内風呂の他に露天風呂があるのですが、目の前は川が流れる川との隔たりはほぼ湯船。
適度な暖かさの温泉に浸かり、ひんやりとした空気の中で始まりかけた紅葉や川のせせらぎを見ながらの入浴は一日の疲れを癒してくれます。
宿に泊まった時の楽しみは何と言っても夕食。素朴ながらも地元の季節の素材をふんだんに使い、海や山の幸を十分に堪能できました。

シマフクロウに圧巻

食事の後、シマフクロウが来たら館内放送で知らせてくれるとのことで、しばしロビーの暖炉の前でくつろぎながら、最大イベントのシマフクロウ鑑賞に備えました。暫くすると館内放送がありいよいよです。

今では北海道にもわずかしか生息してないと言われ、「森の守護神」とも呼ばれる世界最大級の鳥。
初めて見るシマフクロウ、止まり木で餌を食べている姿は想像していたよりはるかに大きく圧巻でした。
どうやらこの宿では、シマフクロウに餌を与えているようで、窓越しに見えるところに餌があるのを覚えて食べに来るようです。

ユイツの心残り

シマフクロウを見たくて泊まった宿ですが、落ち着いた館内やアットホームな雰囲気、美味しい料理など静寂の中で過ごすひと時は、日ごろの疲れを癒してくれるには十分の宿でした。
心残りは、一泊だけでしたので次回機会があれば是非連泊したい事です。

※画像はイメージです。