近年オタク界隈で密かな注目を集めている?「北海道大学植物園」

踏み入るとそこは都会の中の別世界。鳥のさえずり、木々の揺らぐ音。先ほどの喧騒はどこへやら。
そんな北海道大学植物園が近年オタク界隈で密かな注目を集めている。そう、昨年惜しまれながらも完結を迎えたゴールデンカムイの影響だ。

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ゴールデンカムイの聖地「北海道大学植物園」

札幌の市街地にポッカリと現れる森林地帯、それが「北海道大学植物園」なのです。いったい何なのかといえば、北海道が開拓された頃に、有名なクラーク博士が提案し開園した植物園。
中には約4000種類にも及ぶ北海道の植物が育成されている他、アイヌに関する北方民族資料館、擦文文化の竪穴式住居、明治や大正時代の建築物が保存され、植物園という割には盛りだくさんの内容なのです。

そして注目したいのが、博物館本館です。
ゴールデンカムイの作中でキャラクター江戸貝くんの住家のモデルになっているのですが、ただの住家として登場するのではなく、大きなターニングポイントとなる駆け引きやバトルの現場として描かれている!
多数あるゴールデンカムイの聖地の中でも絶対に欠かせないスポットなのです!

剥製資料館

待ちに待った博物館本館、たどり着くと思った以上にそっくり。建物の形はもちろん、窓の位置や屋根などの細かいディティールまでそっくりでそのもの。
建物の中は剥製資料館になっいて、作中でもここに住んでいつ江戸貝くんという人物は剥製屋という設定なので、この関連付けもファンのにとってたまらないものであります!

展示してある剥製も作中で登場する動物のものも多数あり見どころしかない。特にココにしかないというエゾオオカミの剥製は、アシリパさんに懐いているレタラだ!と感激だ。

外観も中身も期待を少しも裏切らない資料館でありました!

北海道の森!!

江戸貝くんの家を堪能した後は森林散歩だ。
自分は関西に住んでいて、ゴールデンカムイを読む前にも何度か北海道へは赴いているが、「あ~北海道来た~!」と実感する最初のポイントは生えている植物が違うこと。

木であったり、花であったり、明らかに関西で日常的に見るものとは違うものが多い。それを存分に味わえるのも北海道大学植物園の魅力であると言えるのです。

植物だけでは無い。野生のリスがいる!!
園内で飼育されているものと当然のように思ったが野生とのこと、野良猫や野鳥のようにリスを見かけることができるのだ。それも大都会札幌のど真ん中。
このとき、まず初めにチタタプってどんな味だろうと思ってしまうのはオタクならではないでしょうか?

一体どれだけのポテンシャルを秘めているというのだろう、北海道大学植物園。

少しでもこの熱量が伝わっただろうか?

札幌は北海道の各地方への経由点でもあって多くの旅行者が訪れるのですが、有名なスポットは他にもたっくさんあって北海道大学植物園と聞くと正直パッとしないかもしれない。
現に自分も江戸貝くんの家が無かったらルートから外していただろう。しかし市内にいながら、こんなに北海道の自然を感じられるスポットが他にあるだろうか?

北海道へ行くと毎回違う発見や感動がある。そうして少しづつ北海道マイルなるものがたまり、北海道ランクが上がっていくように感じる。
我こそ北海道上位ランカーであるという方、そんな方にこそ是非とも足を運んでほしいのが北海道大学植物園である。

最後に北海道大学植物園は春夏でも閉園が16時半なのでその点だけ要注意!
ここだけではなく、北海道の施設は本州から来た者にとって、とんでもなく早く店じまいしてしまうのだ!

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