ばんえい競馬を見に帯広へ

去年の冬を前にした紅葉の季節に、北海道の帯広へばんえい競馬を見に行きました。
長く競馬のファンをしているのですが、ばんえい競馬を知り惚れ込んでしまい、ついに現地で見ることができました。

北海道へは初めての旅行で、服装が分からずとにかく着込んでいくと新千歳空港は既に雪が舞っており、とてもテンションが上がったのを覚えています。

目次

帯広を楽しむ

空港から電車を乗り継ぎ、帯広へ着いたのは金曜日でのお昼過ぎ、ばんえい競馬は土日月の開催なので、その日は周囲の探索を行いました。
とある日のバラエティー番組で豚丼のお店がやっており、それがとても美味しそうでいつか行くときのためにとお店のメモも取ってあった私は、ついにそのお店へ食べに行くことができました。
テレビの中の食べ物が目の前に運ばれてきて、食べた瞬間の感動とその美味しさと、全てが格別で本当に大満足。帰りにはお店で使われている豚丼のタレも買って帰り、初日から帯広はいいところだな、とまた来ることを誓います。

ばんえい競馬場へ

そして翌日メインのばんえい競馬へ。競馬場は駅前のバス停から15分ほど走った場所にあります。
中に入ると野菜や加工品が買える市場、現地の食材をふんだんに使った料理、スイーツのお店が並び、そしてメイン競馬場へと続きます。

競馬場といえば馬券が一番に浮かぶと思いますが、帯広競馬場には実際に走る馬と触れ合えるスペースがあり、そこで餌を与えることができます。
私は先にそちらへ向かい、馬との触れ合いを楽しみました。
しかしこれが中々に難しく、ニンジンを与えようとすると勢いよく噛り付いてくるので、噛まれるのではないかとすぐに手を引っ込めてしまします。

隣であげていた女性の方は初めてではないらしく、慣れた様子で餌をあげ頭を撫でてあげていました。それがとても羨ましく再度挑戦するのですが、それでもうまくいかず結局断念してしまいました。次回は必ず達成したいと思います。

そしていよいよ競馬へ

ばんえい競馬は普段見る競馬とは異なり、重りを乗せたそりを引いて一番にゴールすることを目指します。
その重さは最大1000kgにもなり、走る馬も800kgから1000kgと大型でとてもタフなレースが展開されます。

普通の競馬と比べると距離は200mと短いですが、コースに2つの坂がありペース配分を間違えると疲れから完走できない馬もでてきます。このことから馬に指示を与える騎手の方の判断がとても大事で、その駆け引きも楽しめる要素となっています。

初めてみた感想

感想としては、まず馬が思ったよりも速くてびっくりしました。映像を見たことがある方ならわかると思うのですが、ばんえい競馬は途中で息を入れるために何度も止まりながら進むため、遅く見えるのです。

しかし実際は隣で並走しても、私は平均的な20代後半の男性ですが追いつけないレベルで早く、こんなに重いものを引いてるのにこんなに速いのか、とイメージとの違いに驚いたのを覚えています。これは現地で見ないとわからないと思います。

そして寒かったです。これは本当に寒く、冬を避けて見に来たのにレース前までは屋内で暖をとってるくらいには寒かったです。
他の観光客の方も大体同じで、レースが始まるまでは屋内で中を見たり予想に精を出していました。

この時期でこれなら真冬はどうなるのだろうと少し興味が湧きましたが、真冬は吹雪による視界不良でレースが中止になるなんてこともあるらしく、やめとくべきなのだろうと考え直し、またこのくらいの時期に来ようと思いました。

最後に

お土産が良かったです。これはファン目線だからなのですが、ばんえいグッズがたくさんありとても満足できました。
現在ばんえい競馬は帯広でしか開催されておらず、当然グッズも入手機会がないのでここぞとばかりに買って帰りました。

馬の蹄鉄(スポーツ選手のスパイクみたいなもの)には幸せが貯まると言われており、実際に競走馬が使った蹄鉄なんてものも販売されていたので、自分用とお土産用で複数買って帰り、今も玄関に飾っています。

今回の帯広、ばんえい競馬の観光はとても満足できました。
街も落ち着いていて雰囲気があり、ご飯も豚丼やインデアンカレーなどご当地の美味しいものばかりでした。スイーツで有名な六花亭の本店もあり、見ても食べても満足間違いなしです。

特にインデアンカレーは地元で有名なカレー屋さんで、一度食べてみてください。絶対に後悔はしません。
魅力が多く語り切れませんが、とても良い場所でした、皆さんも是非行ってみてください。

ばんえい競馬の公式サイトはこちら

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