新鮮な魚介類を求めて厚田漁港朝市へ

週末の早朝、日本海を北上する。
いつもは閑散しているのだが、やけにたくさんの車が同じ方向へ向かう。
知らない人は何故、朝からこんなに混んでいる理由が解らないだろうが、新鮮な魚介類を求め厚田漁港朝市へ行く札幌周辺の民なのだ。

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厚田漁港朝市

日本海に面した厚田漁港の漁師が経営する、10軒程度の店が立ち並ぶ厚田漁港朝市。
春から秋にかけて開催され年数回の感謝デーでは20%OFF、つまり今日がその日。

到着するやいなや、たくさんの人混みにまぎれ、獲れたての魚介類が活きたまま並んでいる。
魚は漁期のもの、そのときにたまたま獲れた珍しい魚なんかも並ぶ、それが楽しい。
地元ではよく獲れるが札幌のスーパーでは扱っていないものも多くあって、行って初めて存在を知った魚も結構多い。

カナガシラ、ウマズラハギは3枚におろして刺身に、肝を醤油に溶いて食べると淡白な白身がより美味しくいただける。カレイ類は大小さまざま、種類もマガレイ、カワガレイ、クロガシラ、宗八等、種類はあれど大抵おいてあるので、刺身か唐揚げにすることが多い。

一年中おいてあるものとしては、殻付きの活きたホタテが15枚程度入って1000円で売っている。

運よく出会えれば購入したいのはワタリガニ。
家で茹でるのは大鍋がないと出来ないがこれがとても美味しい。大きすぎるときは捌いてカニ鍋に。

季節によって違う狙い

勿論、漁期によって狙っていくものも違う。
春はシャコ。寿司ネタでおなじみだが、新鮮なシャコを塩ゆでしたものをキッチンはさみを使って身をむいて食べる。
豆いかはビニール袋の中でまだ動いている。刺身で食べる、バターで炒めても美味しい。
そしてこの時期に作った沖漬けが漁期のあとにも買える。酒のあてに最高だ。

夏ともなれば殻付きのウニを求めていく人も多い。食べるのは大変だけど、やっぱり食べなければ。
明るくなってから漁をするため、朝早い時間には買えない、8時以降になって店頭にようやく並び始める。
バフンウニ、ムラサキウニの二種類が買えるが、バフンウニの方が高価。

加工品も捨てがたい

加工食品も人気だ。
浜の母さんが作った飯寿司(子持ちハタハタ、ニシン、ほっけ、鮭、かじか等)も本当に美味しい。
たいていの店に置いてあるが、今はいろいろ食べ歩いた結果、お気に入りの店で買っている。

厚田産の塩カズノコ、ぬかニシン、夏には湯でトウキビも売っている。

注意すべし

新鮮な魚が安く買えるのは魅力的だが、どこの店もさばいてもらえない。
そこだけ注意が必要だ。
そして必ずクーラーは持って行くこと。

案内では14時までやっているが、勝負はせいぜい8時までだという事を忘れないでほしい。

※画像はイメージです。

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