「AOAO SAPPORO」は狸小路に面した商業施設「moyuk SAPPORO(モユクサッポロ)」の4〜6を利用した、都市型水族館です。
「AOAO」とはコンセプトの「青々とした地球を感じられる展示」から取ったようで、北海道では定番のダジャレ系ネーミングだと思います。ちなみに施設の「moyuk (ユクモ)」とはアイヌ語の「タヌキ」で、こちらも北海道でもうひとつの定番のアイヌ語ネーミングです。
話はちょっとそれましたが、行ってきましたので早速レポートします。
AOAO SAPPOROの魅力に迫る
水族館と言えば、いろいろな魚たちやクラゲといった幻想的な水槽、海獣やペンギンを連想しますよね。
AOAO SAPPOROにも規模から大型の生き物はいませんが、工夫を凝らした展示で視点をかえたり、ありのままだったりと、海の生きもの達を観察できます。
この水族館のもうひとつの魅力は水の循環や作業を見学できるエリアで、維持するのにスタッフたちがどんな事をしているか知る事が出来て新鮮です。
お勧めは
中でも面白いと思ったのは「LIBRARY AQUARIU」という図書館のように分類されたエリア。
水槽の横に展示している生物の関連する本が置かれています。
そこには「にょろ」などのちょっと一言があったりで、それがまたその一言にマッチしている事や、「え?これでこれ?」みたいな解釈不一致な生き物もいて、どう思う?等と会話に繋がります。
よく知る生き物から、今まであまり見たことのない物もいて、ちょっとだけ「うーっ気持ち悪いかもっ」と思ったり、それがまた面白い。
大きな骨格標本もあって、水族館に来たはずなのにまるで博物館にいる気分にもなります。
「NATURE AQUARIUM」はそこにいるだけで癒させるような空間。
いくつかのコンセプトを元にした4水槽は、それぞれ違った生態系を模し、時間により霧が発生する水槽は幻想的で心洗われるような気分です。
他にもいろいろ
この水族館の目玉といえば、6階のペンギンエリアです。
ビルのなかであるのを忘れてしまうぐらいの広いプールに六角形のブロックで陸地がつくられ、ペンギンたちが自由に泳ぎまわる水槽は、触れてしまうほどに間近で見れる素晴らしさ。
この階にはカフェやパンを堪能し、ペンギンを見ながら休憩。
ブルールームではデジタルアートを駆使し大型の魚類が映し出され、水の中にいるような気持ちになります。
おむつ交換台や授乳室、キッズスペースも完備されていて子連れにも優しいだけでなく、夜遅く22時まで営業しており、アルコールをOK。
仕事終わりで癒されたい時、大人のデートにも持ってこいですね。
色々な魅力が詰まったAOAO SAPPORO。
是非1度訪れて見てはどうでしょう
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