夫の転勤で北海道に移り住み、約三年間生活したときに思った事。
生活環境で思うこと
住まいは帯広駅から徒歩圏のマンションでした。
北海道は気温が低く、水道管が凍結するという話を聞いていました。
そうなると水が全く使えなくなるそうでとても心配でしたが、マンションは建築上、凍結の心配はなかったのです。
ただ、凍結防止のため水抜きはした方が良いと言われ、聞き慣れない行動をしていました。
窓は全て二重サッシになっていて、寒さ対策なのでしょうが驚きました。
その割に備え付けの大型灯油ストーブが1台しかなく、これで足りるのだろうか?なんて思いながら冬を迎えると、部屋中暖かで全く問題ありません。
夏は湿気がなく爽やかでエアコンは不要なんておもってましたが、ほんの数日?一週間以内ぐらいに、たまらなくあるい日があって、北海道でもエアコンは必要かもしれません。
日常の暮らし
市内だけなら路線バスも充実していますし、鉄道も整備されていますが、買い物等それだけでは足りない状況になったり、市外に行かないとならない場合、やはり車が無いと不便。必需品と実感する事が多くありました。
買い物に関して言えば、品揃えという面では全国それほど相違はないと思いますが、首都圏と比較して若干物価は安かったように思います。海産物は豊富でとにかく新鮮、回転寿司レベルのお司屋さんでもクオリティが高すぎでした。
人間関係
私は転勤に付いていっただけなので、現地の人と人間関係を構築するまでには至らなかったのですが、夫の話からすると割と人間関係にはドライな印象です。
元々開拓の人が作り上げてきた土地なので、それほど根深い因習やしがらみは薄いと聞いていましたが、人間性は個々に依るところが大きいので特に北海道だから、という特別感はないと思います。
方言など独特の言い回しや聞き慣れない単語はありますが、普通の会話は全く問題なくお話が出来ました。
北海道の醍醐味
帯広は北海道の真ん中ぐらいになるので拠点として、どの方向のエリアにも出掛けやすかったですが、何処へ行くにも時間は掛かります。
でも、何といっても美しい自然が素晴らしい。車で少し走ればカレンダーの写真に使われているような風景が延々に続いています。
一番心に残っているのが、市内から少ししか離れていないのに星空が本当に美しく見られたことです。
プラネタリウムどころではなかった。満点の星空があんなに美しかったのは感動的でした。
※画像はイメージです。
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