きっかけは二つ。
一つ目は大泉洋が好きで、彼の出身地である北海道に行きたいと思ったから。
二つ目はゴールデンカムイという漫画を読んで、アイヌについて知りたいと思ったから。
北海道に行ってアイヌを感じ、学べる博物館としてウポポイの存在を知り、訪れることにしました。
ウポポイを訪れて
外観は大自然の中に急に現れる現代的な建物といったイメージで、とても綺麗でモダンな雰囲気でした。
メインの建物を抜けた先には大きな湖があり、岸辺にアイヌの人々の住居が再現され、彼らの暮らしを想像できるような風景が広がります。
ちょっとした広場のような場所では、アイヌの民族衣装を着た民謡ショーがあり、伝統楽器を使った演奏やアイヌ語の歌、全てが新鮮でとても興味深く鑑賞することができました。
特に数人で歌う民謡は何かまじない?儀式?のような不思議な雰囲気があり、アイヌの世界観にいっきに引き込まれるような神秘的な経験を味わいました。
アイヌ民族博物館
博物館は1階にシアターやミュージアムショップがあり、メインの展示室は2階となります。
大きな窓からは施設内が見渡せて爽快ですが、建物の割に展示室は小さいというのが率直な意見です。
展示は視覚効果で工夫してある箇所が多く、現代風の博物館の見せ方といった感じで、映像で訴えるコンテンツが多かった印象を受けました。文字を読むより動画を見て音声で聞けるのがストレスフリーでよかったポイントの一つです。
施設内を楽しむ
広い施設内は自然に囲まれているため、ふらっと散歩するのもおすすめです。
座って休めるスペースが多く、ゆっくりリラックスして過ごすことができます。
お腹が空いたらレストランやカフェ、フードコートがあり、普通の定番メニューの他にもアイヌの人々が食べていたものを再現したメニューを味わえます。
ジビエなどもあって、なかなか他では味わうことのできない料理ばかりです。
お土産もお菓子や食品だけでなく、アイヌの文様を模した様々なグッズや、木工製品などが多く取り揃えてあります。
民謡ショーで使われていた民謡楽器も買うことができるので、興味を持った方はぜひ購入して家で演奏してみるのもよいですね。
行ってみて感想
展示品やコンテンツはとても豊富で魅力的でした。
建物も綺麗で見学ルートもわかりやすく、アイヌを知りたい方におすすめしたいスポットです。
日本人として関して興味があるなしにかかわらず、アイヌの人々がこの地に住み、現在も末裔の方が住んでいるということと、アイヌの人々の暮らしや生き様を一度は学んでおくべきだと強く感じました。
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