桜の季節になると私は妻と一緒に東明公園に足を運び、お花見を楽しみ写真を撮ったりして、北海道にもようやく訪れた春のひと時を過ごします。
そうなのです、この公園は美唄近辺で有数の桜の名所であり、シーズンは沢山の花見をする人々で賑わいます。
東明公園の桜
東明公園は丘に面して作られているため、緩やかな勾配となっていて、それぞれの場所で違った角度から桜を見学できるのが魅力です。
ここで見ることができる桜は日本最北端のソメイヨシノで、開花時期は年によって異なりますが、例年4月26日頃からゴールデンウィーク中旬にかけて見頃を迎えます。
特に北海道の桜は内地のものとはまた違った魅力があるので、是非皆さんにもその美しさを見ていただきたいです。
他にも公園内にはツツジが咲いており、個人的にはその色とりどりの花々も見どころの一つだと感じています。
時折心地よい風が吹き抜け、舞い散る桜の花びらがまるで絵画のようで、園内のあちこちがフォトスポットとして最高の場所になります。
夜桜のライトアップも行われており、日中とはまた違った幻想的な雰囲気の桜を楽しめます。ただし、5月でも北海道の夜は非常に冷え込むため、防寒対策をしっかりと準備しておくことをお勧めします。

景色を楽しむ塔
丘の頂上には美唄市開基100年を記念して作られた「スペースカリヨン」という展望台があります。
できたばかりの頃は最上階に設置されたベルが心地よい音色で鳴っていたのですが、気がつくと鳴らなくなったようです。勇気と希望の象徴として建設されたこの塔も、少子化や市の財政の悪化にはなんとのならずにさみしい限りです。
頂上には今でも登ることはできますので、美唄市街と周囲の山々が一望できて景色が素晴らしい風景が望めます。
ただし内部にはエレベーターはなく、螺旋階段をひたすら登る事になります。
頂上までの道のりは意外に長く、普段からジムで運動している私でも、息が切れてしまい休み休み登っていくほどです。
桜の咲く頃においで
桜の季節には屋台も出店され、美唄名物の「美唄焼き鳥」やたこ焼き、お好み焼きなど、地元の美味しい食べ物を楽しむことができます。
公園には駐車場も完備されていますが、特にゴールデンウィークなどの混雑時期には駐車が難しいことがあります。
美唄駅から出ている無料のシャトルバスを利用するのが便利です。
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