相馬神社は、札幌においてもっとも強いパワーをもつとされる神社です。
あまたある札幌の神社の中で、相馬神社が最強といわれる理由は何か?
相馬神社のパワーの源を探りに行ってきました。
アイヌのチャシだった天神山緑地に建てられた相馬神社
札幌中心部より少し南、天神山緑地の中に相馬神社はあります。
小高い丘のようになった天神山緑地は、徒歩で1周しても30分もかからない程度の大きさです。
夏には札幌でも有数のフジ棚のあることで知られ、市民の憩いの公園にもなっています。
丘のような立地を活かしてアイヌの人々は、天神山緑地を“チャシ”として利用していました。
チャシとは、見張りをするための砦です。
アイヌの人々は、この天神山緑地を守りのかなめとしていたのです。
北海道のカムイ(神)に守られた、由緒正しき地に相馬神社は建てられていたのですね。
宇宙の創始神・天之御中主大神がご祭神
相馬神社の参道は、傾斜のある坂道になっています。
一歩一歩踏みしめるように上がっていく参道は、まるで天上へと続くかと錯覚するほどです。
それもそのはず。相馬神社のご祭神は、天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)だったのです。
天之御中主大神は、最初に生まれた神様とされています。
生まれると同時に消えてしまい、姿のない神様なのです。
まさに宇宙のはじまり「ビッグバン」を表わしているといっても良いでしょう。
昔から鳥居は、神の領域との境界とされています。
相馬神社へ参拝するときは、天之御中主大神である宇宙と交信することになるのです。
宇宙の無限のパワーが、あなたに降りてくることになるのです。
大地のパワーが宿る樹齢300年のシバクリのご神木
相馬神社の境内には、樹齢300年以上といわれるシバクリの木があります。
樹齢の長い樹木は、その地の気を吸い込み神へと進化します。
四方に立派に伸びる枝葉は、この地を長く見守ってきた威厳に満ちて見えます。
このシバクリのご神木に手をあたると、不思議と体の中にパワーが溢れてくるといわれるのです。
大地から止めどなく流れる気が、シバクリのご神木を通して体内に流れてくるのかもしれません。
最近、自分の気力に自信がないようなら、そっと相馬神社のご神木に触れてみてください。
アイヌのカムイと宇宙の創始神とが融合して鎮座している相馬神社。
ご利益は無限大といえるかもしれません。
相馬神社のアクセス
相馬神社は地下鉄南北線「南平岸」駅または「澄川」駅から歩いて10分程度のところにあります。
住所:北海道札幌市豊平区平岸2条18丁目1-1
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