北海道の中心都市、札幌市からも、北海道の空の玄関、新千歳空港からも車で1時間弱の好立地。
北海道南幌町にある温泉施設「なんぽろ温泉ハート&ハート」。
源泉かけ流しの温泉はもちろん、ボリューム満点の名物「キャベツ天丼」を食べられることでも有名なこの施設。
元々有名で人気のこの温泉施設が、2025年1月に満を持してリニューアルオープンしました!
今回のリニューアルでどこが変わったのか?
2025年2月に訪れたときのことをレポートしていきたいと思います!
なんぼろ温泉ハート&ハートとは
札幌市からほど近い北海道南幌町にある、大規模温泉施設です。
温泉は北海道内でも数少ない、源泉かけ流しの湯です。
日帰り入浴はもちろん、宿泊も可能で、館内のレストラン「味心」では、名物の「キャベツ天丼」や「南幌キムチラーメン」などの南幌町ならではの料理を食べることができます。
自動車でのアクセスが非常に良く、駐車場も280台収容と、十分な広さがあり、快適です。
自動車以外だと電車(JR)から路線バスに乗継ぎ、もしくはタクシー利用が必要で、ややアクセスに難ありかもしれません。

リニューアルで変わったところは?
リニューアル前のなんぽろ温泉ハート&ハートは、日帰り入浴用の「本館」と宿泊施設がある「新館」に分かれており、それぞれに浴場があり、その2つの浴場が回廊でつながっている形になっていました。
リニューアル後はその回廊と宿泊棟の浴場はなくなり、宿泊棟にはオートロウリュのあるサウナのみとなり、日帰り入浴用の「本館」の露天風呂がかなり大きくなり、ゆったり入浴できるようになりました。
リニューアル前からの利用者としては、寒い中回廊を歩くのが割と好きだったので、その点は残念ではあります。
ボリューム満点の名物「キャベツ天丼」を食す!
浴場よりもレストランのほうが先に終わってしまうので、先に食事をしてから入浴することにしました。
このなんぽろ温泉ハート&ハート館内にあるレストラン「味心」では、北海道民の間ではかなり有名な名物「キャベツ天丼」を食べることができます(以前と比べるとかなり値上がりしてしまいましたが…)。
温泉のみならず南幌グルメでも有名な、なんぽろ温泉ハート&ハートで私が食べたものを紹介していきたいと思います!
南幌キャベツキムチ
まずはおつまみとして売られている「南幌キャベツキムチ」。

スーパーなどで売られている市販のキムチは日本人向けにかなり甘口に作られていますが、この南幌キャベツキムチは甘さ控えめで、どちらかというと本場の韓国キムチの味わいに近いと感じました。
それでいて辛すぎることもなく、食べやすい味わいのキムチですね。
ちなみにこの南幌キャベツキムチは館内の売店でも購入することができます。
南幌キムチラーメン
豚骨ベースの濃厚なスープに、先ほど食べた南幌キャベツキムチのエキスがたっぷり染み込んだピリ辛のラーメン。

いかにも辛そうな色のスープですが、本当に「ピリ辛」程度の辛さで、辛いのが苦手な人でも食べられるレベルです。
逆に激辛好みの人には物足りない辛さだと思います。
具は南幌キャベツキムチ、きくらげ、ネギ、メンマ、とかなりシンプルながら、ラーメン専門店のラーメンにも負けないレベルの味で、本当におすすめの一品です。
キャベツ天丼
さて、このなんぽろ温泉ハート&ハートにおいて、もしかしたら温泉そのものよりも有名かもしれない、名物の「キャベツ天丼」の登場です。

ご飯の上にキャベツの大きなかき揚げが3つもドーン!と乗っています。
かき揚げの1つにはえび一匹も入っていて、豪華ですね。
私はご飯は普通盛りで注文しましたが、かき揚げのボリュームがありすぎるからなのか、ご飯はやや少なめです。
他には南幌キャベツキムチ少量とお味噌汁も添えられていて、キャベツ天丼御膳といった感じ。

食べてみるとわかりますが、このキャベツ天丼、ボリュームが本当にすごく、結構大食いのほうの成人男性の私でも、1人で食べきるのはギリギリ、といった感じでした。
食の細い方だと、1人で完食は「不可能」ですね。
味のほうですが、たしかに美味しいのですが、えび天以外はキャベツのかき揚げのみなので、食べていると途中で飽きてきてしまう、というのが正直なところです。
このキャベツ天丼、2人以上でシェアして食べるのがちょうど良さそうです。
リニューアルされた露天風呂は最高レベル!
さて、名物「キャベツ天丼」でお腹を満たした後は(少し胸やけ気味…)、いよいよ2025年1月にリニューアルされたばかりの浴場にレッツゴーです。
なんぽろ温泉ハート&ハートのリニューアルのメインは、宿泊棟のオートロウリュサウナ新設と、宿泊棟~日帰り入浴棟の回廊をなくし、露天風呂が広くなったことですが、はたしてどうなったか。
内風呂の設備紹介
リニューアルされた露天風呂の紹介の前に、内風呂の紹介をしていきたいと思います。
内風呂の内訳は、かなり広い浴槽の「主浴槽」。
普通の大きさの浴槽の「ジェット風呂」、「酸素風呂」。
「乾式サウナ」と、かなり狭めの「水風呂」です。
「主浴槽」は大人10人以上がゆったりと入ることができる広さで、お湯の温度は高めです。
私が訪れたのは日曜日の夜でしたが、あまり混み合うこともなく、ゆったりと入浴することができました。
「ジェット風呂」はややぬるめ、「酸素風呂」は普通、といった感じの温度設定でした。
「乾式サウナ」は狭く、快適に入れるのは大人の男性8名くらいまでかな、といった印象でした。
室温は体感低めで、テレビ付です。
「水風呂」は1人用かな、という感じの狭さでした。
サウナ関係が物足りない印象ですが、「サウナは宿泊棟の新設サウナで楽しんでください」ということなのでしょう。
露天風呂は最高レベル
さて、今回のリニューアルのメインである新設露天風呂に入浴してみました。
いや、結論から言って最高でした。
まず広い!
大人20人くらいがゆったり入れそうな広さです。
そして温度設定は高めで、寒い冬に入るのにぴったりの温度です。
宿泊棟への回廊はなくなりましたが、その代わりに広い露天風呂で雪を見ながらのゆったり雪見露天。
そして晴れの日には満天の星空を見ながらくつろぐことができます。
露天風呂に関しては、間違いなく最高レベルのリニューアルですが、改善してほしいところがあるとすれば、外気浴用の椅子が二脚しか用意されていなかったところですね。
椅子を置くスペースはたくさんあるようなので、もう少し外気浴用の椅子を設置していただければ、さらに最高になります!
リニューアルされ、さらに人気に拍車がかかるか
北海道南幌町の温泉施設「なんぽろ温泉ハート&ハート」。
元々札幌近郊の温泉施設の中でも大規模で人気の施設でしたが、このリニューアルでさらに人気に拍車がかかりそうな印象でした。
温泉はもちろん、名物「キャベツ天丼」を中心とした南幌グルメを目当てに訪れる人も多いこの「なんぽろ温泉ハート&ハート」。
今回は時間がなく、リニューアルされた宿泊棟のオートロウリュサウナを体験することはできませんでしたが、このサウナもまたの機会にぜひ体験してみたいと思いました。
北海道の中心都市、札幌市からも、そして北海道の空の玄関、新千歳空港からも車で1時間弱という好立地の温泉施設「なんぽろ温泉ハート&ハート」。
道内在住の方はもちろん、道外からの旅行者にもおすすめできる、本当にすばらしい温泉施設です!
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