東京から札幌に移り住んで7年、赤裸々な生活ついて書いてみます。
自然の近さと四季の魅力
札幌で暮らすしていると、東京よりは生活に自然が溶け込んでいると実感します。
都市圏はゴチャゴチャしていても、関東近辺よりは緑があるかなですが、ちょっと離れれば山山山の大自然。
感覚的にいうと池袋の隣に秩父があるような気分です。
といっても札幌の町中でも、春になれば円山公園や中島公園で緑の息吹を感じたり、夏は街中からアクセスしやすい豊平川の散歩は癒やされます。
タワマン住まいでなければ、大きな犬を飼って思い切り散歩させてみたくなります。
秋は郊外にいけば、美しい紅葉がみられます。車があればですが、東京に住んでいると必要ないし、維持するのも大変なので免許を持っていません。かといって、札幌市内で暮らしてる分には必要ないですね。
特に驚いたのは月次ですが冬。
最初の何年かは氷点下の日常は静かで美しいと感じましたが、氷点下の世界は寒さに戸惑います。
街が雪に包まれると雪が音を吸収してしんとなり、穏やかな冬の顔を見せますが、それが良いと思うのはやはり最初だけ。町のあちこちで雪かきをする人をみかけ、もし一軒家に住んでいたらとゾッとします。
道も凍ってしまい、どんなに良い冬靴を履いても転びます。
食卓を彩る地元の味覚
札幌生活で特に心に残るのは、新鮮で豊富な地元の食材に囲まれた食生活です。
地元のスーパーレベルでも、鮮度抜群の野菜や魚が手頃な価格で買えます。それに東京都は見たことのないものも多いので、買い物が楽しみになりました。
特に夏場限定のトウモロコシは、その味の濃さに驚きます。ちなみにですが、トウキビと言わない通じない事があり、トウキビを手軽に味わってみたいと思ったら、大通り公園に期間限定で現れるトウキビワゴンがお勧めです。
購入した食材ですが、特に凝った料理をせず煮る、焼く程度で十分味わいを満喫できます。
寒い季節は、サケと野菜を味噌にぶっこんで「なんちゃって石狩鍋」が美味しい。
忘れてならないのは、ジンギスカン。
スーパーの肉コーナーで普通に羊肉が売っているので、軽く焼いてお好みのタレをかけて食べてみてください。
雪国ならでは発見
初めて迎えた冬に、いくつか北海道ならではの体験をしました。
北海道では雪のある季節は専用の冬靴を履かないと生活できないのですよ。たぶん雪国で生活した人にはピンとこないと思いますが、普通の靴に比べて雪道でのグリップが段違いです。
車にスタッドレスタイヤに変えようなイメージです。
それに気温が氷点下の日々が続くので、それなりの防寒対策が必要なのですが・・・。
家や建物の中は驚くほど温かく、外と中のギャップがあるので調整がむずかしい。
暮らしの中で感じる人々の温かさ
札幌に住んで気づいたのは、地元の人々の穏やかで親切な性格。
困っていると声をかけてくれる人々が多く、移住した私にとって、その温かさがどれほど心強かったかは言葉に尽くせません。
また地元のお祭りやイベントに参加する機会も、住んで初めて。大規模なイベントではなく、近所で開かれる小さな交流の場が印象に残りました。
たぶん雪さえなければ、もっと北海道の事が好きになったと思います。
※画像はイメージです。
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