砂川市にある「北海道子どもの国」。
娘がまだ幼稚園の頃に一度行ったことがあるはずですが、全く覚えていない私・・・。娘に訊いても「あんまり記憶にない・・・」とのこと。
キャンプ場や楽しそうな遊具がたくさんあったはずなのに、覚えていない。
そんなにオオゴトではないけれど、覚えていないことがなんとなく気になって仕方がなくなった私は、もう、こうなったら行っちゃえ!ということで。
砂川市の「北海道子どもの国」に行ってまいりました!
「北海道子どもの国」へ
「北海道子どもの国」は公式HPによると、
1976年自然に親しみながら児童の夢と希望を育む場として設置されました。232.5ヘクタールという広大な敷地には約80科225種の樹木や野草があり、エゾリス、ウサギ、タヌキ、キツネなどの野生小動物もいる自然豊かな道立都市公園で、――――平成元年「財団法人日本緑地協会と緑の文明学会」の「日本の都市公園100選」選定。
北海道子どもの国公式HPより
とあり・・・自然豊かな道立都市公園・・・確かに。
駐車場に着いてこどもの国のレストハウスを仰ぎ見ると、圧倒的な自然を感じます。
レストハウスでパンフレットをもらって公園内の地図を見てみると、いやいや。本当に広い!
地図の読めない私ですが、迷わないようにこの地図を持って散策に参ります。
中央口広場からヤッホーの森へ
レストハウス正面に向かって左手側に中央口広場があります。
ここには子どもたちが利用できる水遊び施設が設置されていました。
夏の暑い日にここで水遊びしたら、気持ちよさそうです!
見たところ溺れるような深さでもないので、小さな子どもでも安心して遊べそう。
さらに歩いていくと、大きな鑑賞池が。
何を鑑賞する池?と、何気なく池の中を覗いてみると・・・コイ!!でっかい!!
こんな間近で、こんなにたくさんのコイを見ることなんてあまりないので、ちょっと感動(笑)しかも人馴れしているコイで、池の縁に人がいると寄ってきます。
レストハウスにはコイの餌も売っているようなので、餌を買って与えてみても楽しいかもしれません♪
ヤッホーの森に向かう道の途中にはホタルの沢があります。
20年以上も前からホタルの住める環境を整備し放虫などをして、毎年夏にはホタル観賞会も開催されているそうです。
ヤッホーの森にはたくさんの遊具が、それも、近所の公園にある遊具よりスケールが大きい!
見慣れた遊具も大きくなるだけでなんだかワクワクします♪
ヤッホーの森から少し外れたところにあるのが、ジャンボすべり台。
この日は平日でお子さんも少なかったので、いい大人さん(笑)の私が滑ってみましたが、気持ちいい!!
森の中、という開放感も手伝ってか、何度も滑りたくなる心地よさでした♪
ヤッホーの森を背にして森の中を歩いていくと、青少年活動支援施設「ネイパル砂川」とキャンプ場があります。
ネイパル砂川は自然体験活動や学校の宿泊学習などを行う施設です。
キャンプ場は私が来園した当時はまだオフシーズンで入ることはできませんでしたが、こどもの国のキャンプ場なら大自然の中、貴重なキャンプ体験ができること間違いなしですね。
登山?!展望台への道
キャンプ場をあとにして、次は展望台へ向かってみることに。
展望台、という気軽な単語を疑いもせず、気軽に歩いていった私はすぐに自分の間違いに気づきました。
展望台への入り口は石山遊歩道。
遊歩道・・・しかし実際はちょっとした登山の風景・・・。
確かに道路はきれいに整備されているし、この程度で登山と言ったら登山愛好家の方にお叱りを受けてしまいそうですが、万年運動不足を自負している私には過酷な道のりです。
後で調べてみると展望台のある「石山」は標高237メートル。札幌市にある「円山」よりも高いじゃないか!(円山は標高225メートル)
―――あれは間違いなく登山であった。
妙な自信と確信が生まれました(笑)
ただひたすら上を目指して無心で登っていくこと1時間。ようやく展望台が見えてきました。
展望台の下でしばし休憩をしてから、いざ、展望台へ。
展望台へ登ると、絶景が広がっていました。
吹く風も心地よく、山を登ってきた疲れも吹っ飛んでしまいます。
絶景に癒やされた私は下山の足取りも軽く、木漏れ日がきれいだ♪などと感じながら展望台をあとにしました。
とにかくスケールが違う!ふしぎの森
レストハウスに向かって右手側には、ふしぎの森があります。
ふしぎの森はこどもの国のランドマークとも言えるピラミッドが入り口です。
ここは有料施設になっているので、チケットを購入して入場します。
ピラミッド内に入ると、建物内にいっぱいの遊具が。階段を上って上の階から一気に滑り降りることができるすべり台や吊り橋も設置されています。
広さも学校の体育館ほどもあるので、ここなら雨の日でも存分に遊ぶことができそうです。
ピラミッドを出ると正面に、マンホール?のようなものがたくさん。
ここは初代キリスト教時代の地下墓地「カタコンベ」を模した遊具で、マンホールの地下には全長150メートルにもなる地下迷路が張り巡らされているそうです。
中を覗いてみると暗くてひんやりとして、なんだかゾクゾク。でも秘密基地のようでわくわくします。
カタコンベの次はふわふわドームの横を通ってピサの斜塔へ。
ふわふわドームは大きなトランポリンのような遊具で、靴を脱いで飛んだりはねたり。休日にはたくさんの子どもたちで賑わう、人気の遊具です。
ピサの斜塔はその名の通り、イタリア・フィレンツェのピサの斜塔を模したもの。
傾きは本物より1度少ない4度に傾けられて建てられています。
塔の中に入った瞬間・・・なんとも言えない違和感。
塔が傾いている方向に引っ張られてしまう感覚です。中はらせん階段になっていててっぺんまで登ることができるのですが、ぐるぐる回って上りながらも外に内にと引っ張られます。
塔から降りて外に出た瞬間には、傾いていない真っ直ぐな地面に、一瞬くらりときました。
ただ建物を傾けただけなのに、こんな不思議な感覚が味わえるなんて面白い!
その後も林の中の遊具などを見ながら散策しましたが、さすがに歩き疲れてこの日は終了としました。
大自然の中の非日常の空間
「北海道子どもの国」は本当に広大な大自然の中の非日常の空間。
全部遊び尽くすには一日では足りないかもしれません。
朝からでかけて、お昼はお弁当を持って行って公園内で食べるもよし。公園の向かいにある砂川ハイウェイオアシスでランチするもよし♪
一日中遊び尽くすぞ!と決めて遊びに来る際には、ぜひ、履き慣れたスニーカーでご来園ください。私はこの日一日で1.8万歩歩いていました。もちろん、自慢ではありませんが次の日は立派に筋肉痛・・・。もっと運動しなければ、と痛感しました。
ちなみに。1度来たことがある記憶は、全く蘇りませんでした(笑)記憶違いかなぁ??
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