北海道といえばジンギスカン!ジンギスカンといえば「ジンジンジンジン ジンギスカン!ジンジンジンギスカン!」の歌!これは道民ならだいたい知っているご当地ソングなのです。
もしかすると、ジンギスカン (Dschinghis Khan)というグループの「ジンギスカン」を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、それはモンゴルの英雄チンギス・ハーンの歌です。
チンギス・ハーンではなく、正真正銘、羊肉料理のほうのジンギスカンの歌が北海道にあるのです!
こちらのおいしいほうの「ジンギスカン」の歌を考察します!
ジンギスカンの歌とは?
一度聞いたら忘れられないキャッチーなメロディと「ジンジンジンジン ジンギスカン!」のパワーワード。この中毒性のある曲は「仁井山征弘 feat.GREAT G.and Surprise」が2006年にリリースした「ジンギスカン」という楽曲です。制作者で歌を歌っているのは仁井山征弘さんです。
仁井山さんは、子供の頃の空手合宿で年に1回ジンギスカンを食べることがあり、ジンギスカンが大好きだったのでこの曲を作ったそうです。
ただ、ジンギスカンの知識がなかったので、ジンギスカン屋さんを巡りいろいろ取材していく中で道民のジンギスカンに対するリアルな声を集めてこの楽曲が作られたそうです。
ジンギスカンの歌の知名度は?
この曲をどうして道民がだいたい知っているかというと、スーパーの精肉売場で流れていることが多いからです。さかなの歌、コロッケの歌、団子三兄弟などなどスーパーで流れている曲はいろいろありますが、ジンギスカンの歌が流れているというのが北海道らしいですね!
リリースされた当初はなかなか広まらなかったそうですが、北海道のテレビや新聞でさまざまな活動が取り上げられ、ラジオのランキング番組で1位を獲得しました。こうして楽曲が広まって行き、テレビの全国放送などでも取り上げられ、精肉売場でこの曲をかけたい!と今では道外の地域でもスーパーで流れていたりするそうですよ!
こうして道外でも徐々に知られていく中、2006年のリリースから10年以上経った2017年に大きな話題となりました。
Twitterで「中毒性のある曲」と、あるスーパーでこの曲が流れている動画が投稿され瞬く間にバズったのです。そのリツイートは、なんと24.7万!これほどまでに人々を魅了する何かがある曲なのですね!
ジンギスカンの歌の秘密とは?
人々を魅了して止まない「ジンギスカン」の楽曲。アップテンポなメロディの良さやキャッチーなサビ、乗りのよいコール&レスポンスもさることながら、道民の心を掴んだのは歌詞がジンギスカンのtipsになっていることではないでしょうか。
道民が聞けば「あるある」、ジンギスカン初心者が聞けば「ためになる」。制作者の仁井山さんが取材して集めた「道民の生の声」から生まれた歌詞ならではだと思います。
私が個人的に「なるほど〜」と思ってしまう歌詞は「新聞敷き敷きジンギスカン」のところです。道民にとっては当たり前らしいのですが、家でジンギスカンをするときはまずテーブルに新聞を敷くんですよ。
私は夫の実家で新聞を敷いているのを初めて見たときに「何が始まるの?」と思いました。
タレ漬けになっている羊肉を熱した鉄板で焼くのでタレが飛ぶので、新聞紙を敷いて汚れを防止するわけです。
また「おにぎり片手にジンギスカン」の歌詞。
確かにジンギスカンを食べる時にはなぜか白飯ではなく「おにぎり」なんですよね〜。これがまた合うんですよ!
そして道民はいつでもジンギスカンなんです。花見も運動会も誕生日も正月も!
これも歌詞に盛り込まれていて道民は「そうそう!」となるし、道外の方には新鮮に感じるのではないでしょうか?!
さいごに・・・ザンギの歌もありますよ・・・
「ジンギスカン」の楽曲を制作した仁井山さん。なんと「たそがれのザンギ」という曲もリリースしておりました!ザンギとは唐揚げのことですね!
こちらも「ザーンザーンザザザーン」と歌いたくなっちゃう歌詞です。
やっぱり濁点のついたザ行が気持ちいいんですかね?!
とにかく、このジンギスカンの歌として道民に刷り込まれているこの曲。
あなたの街のスーパーでも流れているかもしれませんよ?!
ぜひチェックしてみてくださいね!
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