「伊達市(だてし)」は北海道の南西部、太平洋に面したこの小さな町。
観光地としての知名度はそこまで高くないものの、過ごしやすい町なのです。
私の生まれ育った伊達市のよさをみんなに知ってほしい。
北海道らしくない? 雪が少ない伊達の気候
伊達市の一番の特徴は、道民のあいだで「気候が穏やかで暮らしやすい」と評判で、北海道の中でも気温が安定していて、雪が少ないことです。
隣町の室蘭では雪が積もっているのに、伊達市ではほとんど積もらないという日も珍しくありません。
冬が厳しい北海道では、この「雪の少なさ」は非常に大きな魅力です。
夏も25度を超えると「今日は暑いね」と話題になるほど涼しく、今でも比較的過ごしやすい気候を保っています。
そんな温暖な環境から「北の湘南」とも呼ばれるほどで、老後の移住先としても人気があります。
正直、遊ぶところは少ないけれど…
小中学生の頃から、一番よく行ったのはイオンだし、遊ぶといってもせいぜいカラオケぐらい。
でも伊達市は、あの伊達政宗の伊達家と家来たちが集団移住して開拓していった、北海道ではめずらしい歴史のある町です。
たくさんの史跡や文化財がおもわぬ場所にあり、歴史好きで伊達推しの方は飽きないと思います。
それでなくても、だて歴史の杜公園に再現された「大手門」は圧巻で、まるでタイムスリップしたような気分になれるでしょう。
他にも2021年に世界文化遺産に登録された「北黄金貝塚」などの縄文時代の遺跡がいくつかあり、古くからこの場所に人が好んで住んでいた証拠に歴史のロマンを感じます。
食の魅力
もちろん食に関しても豊富です。
海に面していますので漁港もあり、ホタテやスケトウダラ、幻の高級魚「マツカワ」も採れます。
ちなみに「マツカワ」を食べた事はありませんので、味は解りません。
特に私がオススメしたいのは、特産品とは関係ありませんが、洋麺茶屋牧家 伊達店というレストランです。
古いお屋敷のような佇まいで、店内もレトロな装飾が施されて不思議な雰囲気。
メニューは雰囲気とミスマッチなイタリアンで、パスタはともかく、ピザが絶品です。
デザートにはアイスクリームを頼んでください。たくさんの種類のソースが選べ、アイスも濃厚な牛乳感で満足できます。
レストランの隣には道の駅があり、地元の野菜を直売しています。
生産者の顔が見える工夫がされ、どれも新鮮。種類が豊富なので何度も立ち寄りたい場所です。
私は特に長芋が好きで、トロロにしたり、ステーキ風に焼いても美味しく、何度もリピートしています。
「暮らす町」としての伊達
伊達市の魅力を紹介してきましたが、やはり一番の魅力は「ご飯がうまい」こと。
派手な観光地ではないけれど、食と気候に恵まれた穏やかな土地で、移住先としても伊達市はおすすめできます。
北の大地で豊かに暮らす、生まれ育った街なのでバイアスはかかっていますが、伊達市はきっとぴったりの場所です。
※画像はイメージです。
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