魅惑のベアー!木彫り熊!「木彫り熊資料館」

日本の古道具を扱っているアンティークショップで働きはじめたことがきっかけで、木彫り熊に興味を持ち始めました。

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むかしは北海道のお土産と言えば「木彫り熊」

道民に多くは「木彫り熊」と聞けば、そう言えば実家にあった気がする、あばあちゃんの家に大きいの飾ってあった!という人が多いのではないでしょうか。
北海道以外の方でも、”むかし”の北海道お土産の代名詞という印象ではないかと思います。しかし、ここ数年で「木彫り熊」は再ブレイクしてきています。

首都圏や大都市で展示会が行われていたり、名のある作家の作品は価格が爆上がり。
私が働いていたお店でも20代から60代くらいまで、年齢問わず道内外の方々が探しに来られていました。

いまだからこそおすすめの八雲町「木彫り熊資料館」

ここには数多くの古い木彫り熊が展示され、どのように北海道に伝わり広まっていったのかなど歴史も学ぶことができます。
木彫り熊に興味を持ち始めてからはどうしてもこの八雲町の資料館に行きたくて、念願叶い札幌から4時間ほどかけて行きました。

アイヌの方が彫っていたのが始まりと思っている方も多いのですがスイスから北海道に伝わったのが始まりです。
八雲は北海道の木彫り熊発祥のまちとして有名な作家さんを多く輩出しました。現在ではその多くが高値で売買され
本物を見る機会がなかなかありません。そんな方々の作品をここでは見ることができます。

そもそも知らない方からすると「作家によってそんなに違うの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
私もそう思っておりました。しかし、よく見ると面白いくらいぜんぜん違うのです。
顔もそれぞれ全然違うんです。

あ、この子格好いい表情している、この子は優しそうだなと感じます。きっとみなさんにも感じてもらえるはず…。
そして熊のスタイルも鮭を咥えていたり、背中に背負っているだけじゃないのです、吠え熊、岩登り熊、這い熊などなど。様々なポージングでいるのです。

彫り方もばらばらで細かく毛並みを表現しているものからダイナミックに力強い印象のもの、面で表現された熊など。
作家うんぬんの前にいろいろな木彫り熊を見比べれる場所はそうありません。

おきいに入りの熊にあえる?かも・・・

現在も温泉街などのお土産屋さん売っていますが大体が機械で彫られていたり同じ顔のものが並んでいます。
この木彫り熊資料館には手のひらサイズの小さなものから、どーんっと人間の子供くらいの大きさのものまで数多く展示されています。
ここでは購入することはできませんがきっとお気に入りの熊さんに会えるはずです。

滅多にこれないのでじっくりゆっくり見て楽しむことができました。
ぜひ、少しでもご興味のある方は立ち寄ってみてください。

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