北海道仕様のエアコンってなに!?

関東から北海道へ引っ越してきました。
向こうでは冬も夏もエアコンだけで十分だったので、北海道でも同じようにしようと使用していたエアコンを引っ越し業者に依頼して持ってきました。

北海道の新しい家で荷物搬入していると、引っ越し業者のお兄ちゃんが「このエアコンって北海道仕様ですか?」と。

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北海道のエアコン事情


意味が分からず回答に戸惑っていると、状況を察したようで、
「北海道など外気温がマイナス15度以上になる地域は普通のエアコンではなく、寒冷地仕様のものにしないと冬場に室外機が凍ってしまい、故障したり、エアコンの効きが悪くなる」と説明をしてくれました。

そんな話しは初めて聞いたので大げさなお兄ちゃんだなと思っていたのですが、後日、エアコンの取り付けに来てくれた業者からも同じ事を言われて、本当なんだと確信。

その後、自分で色々と調べてみたところ、寒冷地仕様のエアコンの室外機にはヒーターが取り付けられており、雪や氷が堆積しにくくなり、故障などを防ぐ仕組みになっていることが分かりました。
エアコンを夏だけ冷房として使用する分には、寒冷地仕様でなくとも大丈夫らしいのですが、暖房を使う場合には寒冷地仕様にするべきだとのこと。

北海道でエアコンを使うには?

急いで家電量販店にエアコンを買いに行くと、室外機にヒーターが付いてるので当たり前なのですが、寒冷地仕様のエアコンが高いことに驚き。
それに200V電源が必要と言われて、「200Vってなに?」と驚きの連続です。

どうやら私達が関東から持ってきたエアコンは100V、寒冷地仕様のエアコンは200V。自宅が100Vだけしかない場合は配線工事をしないとなりません。
引っ越した家はどうなの?と思って、不動産屋に連絡してみると「ないっすね、で工事はOKっす」とさらっと言われたのでした。
ぜんぶ合わせてXX万円・・・予想外の出費、北海道に住み始めて1週間で雪国の厳しさを実感しました。

冬を迎えて

それから初めての冬を迎え、なんと購入したエアコンは一度も作動させずに石油ファンヒーターを使ってます。
寒冷地仕様エアコンといっても真冬の寒い時期は、温まるのに時間がかかるのです。

暖房にエアコンを使う理由は、石油ストーブだと毎回、灯油を自分で買ってきて補充するのが大変だからなのです。
でも北海道って自分で買いにいかなくても、外のタンクに業者さんが補充してくれるし、タンクと繋がっていて、灯油が切れたらストーブに自分でいれる必要もないんですね。
もはやエアコンを使う必要はなくなりました。

エアコンよりも石油ファンヒーターの方が燃料費は安くすむし、すぐに暖かくなる、何より火のぬくもりがいい!
良い勉強になりました。

※画像はイメージです。

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